あめ君と、付き合いだして
1週間が経ちました・・・
朝から、爽やかな
空気と共に、あめ君に
会って挨拶を、する。
私は、大満足です。
口を、モゴモゴしながら
少しずつ小声になっていく。
そうだよね・・・
休み時間だもんね・・・
いるよね。
教室に・・・・
あめ君が、教室から出ていくと
再び、恋愛監督、生徒風な感じに戻る。
そもそも、私がいつも
グダグダ考えるのが、いけないんじゃないの?
そうだ、まずは、動こう!!!
私は、急いで
教室から追い出したあめ君の元へ向かう。
あめ君が、私に
少し疑いの目を、向けるが関係ない。
今、恥ずかしさと、すごく
照れているせいで・・・
言葉が、どもり
噛んでしまう始末である・・・
言い切った。
そして、私は今、絶対顔が赤い。
私は、頷く。
今すぐ、私は
成仏できます・・・
なんだろう・・・体が
軽くなる。いや、心か
浮かれすぎだよ〜
私・・・えへへ////
「そして次の日」
ああああ
ヤバイ、緊張する。
ただ、一緒に
あめ君とお弁当食べるだけなのに・・・
ガチャ・・・
屋上から、見渡す景色は
最高だ。
私たちは、ヘリに腰掛けると
弁当箱を、開けた。
パクッ・・・
あめ君が、卵焼きを
食べる。
気がつけば、私は
喜びで、立ったまま静止して
動けなくなっていた。
私の心臓だけが、トクトクと
うるさい音を、立てていた。
つまり、満足したんだ。
朝から、早起きしたかいが、
ありました。
うんうん、あめ君の
声が聞こえる。
あめ君が、私に
ニンジンを食べさせる。
もう、味なんか
わかんないよ・・・
お弁当・・・
一緒に、食べると…
緊張や嬉しさで、味がわかんない
ということが、わかった
お昼休みだった。
何気に、間接キスだった気がするが
思い出すと、顔が真っ赤に
なるので、封印の記憶となった。
あめ君と、お弁当を一緒に
食べれて、私は幸せです・・・
やっぱり、2人でお弁当を
食べた事を思い出すと嬉しくて
魂が消えそうなので、記憶を封印。
次は、もっとおいしい
お弁当を、あめ君に作りたい…
そんな、昼休だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。