第2話

🐥
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2021/03/06 13:10
日本ツアーが終わって、事務所の練習室。






俺はずっとあなたさんのことが頭から離れなかった。

思わず、ぼーっとしてしまうくらいに
ユウタ
ユウタ
あー、ウィン子たま?
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
えっ、あ、どしたのヒョン
ユウタ
ユウタ
いや、、ダンス練習終わったから帰ろうって…
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
あー、うん。そっか帰ろう



ダメだ。


ほんとに集中できてない。今日の練習で何を覚えたっけ




これじゃいつ127と離されるかわかんないじゃん。
ユウタ
ユウタ
ウィンウィン、
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
どした?


ふと、バックを背負うとユタヒョンに呼ばれた。


いつものだる絡みかな、なんて思ったけどそれは外れてて
ユウタ
ユウタ
佐倉あなたに惚れたの?
ユウタ
ユウタ
あの人、子役からやってるからプライド高くて性格悪いで有名だよ
ユウタ
ユウタ
それに日本で活動してる人なんかと付き合えるわけないじゃん





ド正論と共にあなたさんの噂話を聞かされた。


ド正論はその通りだよ。俺だってわかってる。






でも、噂話なんかっ…
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
噂なんか確かめて見ないとわかんないじゃんっ!!
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
俺がデビュー当時耳に着けてた通訳機、補聴器じゃないかって
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
ファンの人に言われたけど違ったみたいにっ!!


久しぶりの大きな声、練習室中に響いた。

それと同時にまだ練習室に居たテヨンヒョンとジェヒョンが振り返る。
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
𝐖𝐈𝐍𝐖𝐈𝐍
っ、!!


俺は思わず練習室を飛び出してトイレにこもった。


あぁ、思わず言ってしまってから気づいたけど








“俺ってあなたさんのこと好きなんだ”

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