第28話

🐨
3,451
2021/03/26 12:00
次の日、。






ジェミンに合わす顔がなくて何となく避けてしまう。
ジェミン
ジェミン
あ、あなた次の授業一緒に…
貴女
貴女
ごめん私ジェノと行くから
________
ジェミン
ジェミン
あなた、昼飯一緒に…
貴女
貴女
ごめん、私ヘチャンの所行ってくるから
_________
ジェミン
ジェミン
あなた、放課後一緒に帰…
貴女
貴女
ごめん、私練習…んっ
ジェミン
ジェミン
もうやめね?避けんの




ふと、手で口を押えられてそう言われた時やっぱりバレていたんだと気づく。

ジェミン
ジェミン
なに?やっぱ俺の事嫌い?
貴女
貴女
違うっ!そんな訳ないっ…






私が強く否定すると悲しそうに少し笑って、次は少し怒りを含んだ顔をした。

ジェミン
ジェミン
やっぱ、またアイツら?俺の事付け回しやがって
貴女
貴女
知って…たんだ、
ジェミン
ジェミン
アイツらが居るからこの学校は避けたかったんだよ
貴女
貴女
……………
ジェミン
ジェミン
ちょっとこっち来て




ジェミンはそう言って私の手を引く。


その手は少し力が強くて痛かったけど、もっと握って欲しいくらい心地が良かった。




_________________

着いた先は靴箱。



なんで?って思ったけどその謎はすぐ解けた。







モブ1「あ!ジェミナ〜!待っててくれたんだ〜」


モブ2「やっぱ私達が1番だと思ってるんだね♪」



ジェミン
ジェミン
ちげぇよ
そう言ってジェミンは私の手を引く。


そしてそのまま上手くジェミンの胸の中にすぽっと収まってしまった。
ジェミン
ジェミン
俺、こいつと付き合ってるから





モブ3「は、?ちょっと待ってよっ!!」


モブ2「昨日はそんな事一言も…」
ジェミン
ジェミン
あ〜ボロでたなお前ら♪校長に言っとくから覚悟しとけよ







そう言って彼女らに見せているスマホの画面には録音アプリが起動されていて、彼女たちの



「昨日は何も言ってなかった」



という言葉が私をいじめた理由になるらしい。
















貴女
貴女
ね、それより付き合ってるって何?
貴女
貴女
そんな話しましたっけ〜笑
ジェミン
ジェミン
はぁ〜?お前、人がカッコつけてんのになんでぶち壊すんだよ
貴女
貴女
ふふっ、ちゃんと告白してくれたら考えますけどー?









きっとこれは建前で、ただジェミンの気持ちが言葉で聞きたかっただけだ。



考える、なんて嘘。答えは決まってるんだから。























ジェミン
ジェミン
あー…、付き合って…くれませんか、(カァ/////










顔を赤らめて繋いでいた手で恥ずかしそうに私の手をもみもみし始めたものだから思わず可愛いなって、。
貴女
貴女
えへ、、よろしくナ・ジェミンっ
ジェミン
ジェミン
え!それOKってことだよな!?
貴女
貴女
はー?自分で考えろっ




(作者)


今回は前回と違って早めに2人がくっつきましたね。

ですが、前回よりも作品は長引く予定になっています、!!
あくまで“予定”なだけですが…!



それとドリムが多めに出てきます🥰
イリチルとか威神は全くと言っていいほど出てきません…第3章以降にご期待です💚


特に今回は🐨に継いで🦊が多く出てきます。

本編は2人が大人になってから始まりますので高校生の間はシリアス感はないです。
シリアスが苦手な方は予めアナウンスをするので高校生編まで見ていただけると楽しめると思います😇

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