次の日、。
ジェミンに合わす顔がなくて何となく避けてしまう。
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ふと、手で口を押えられてそう言われた時やっぱりバレていたんだと気づく。
私が強く否定すると悲しそうに少し笑って、次は少し怒りを含んだ顔をした。
ジェミンはそう言って私の手を引く。
その手は少し力が強くて痛かったけど、もっと握って欲しいくらい心地が良かった。
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着いた先は靴箱。
なんで?って思ったけどその謎はすぐ解けた。
モブ1「あ!ジェミナ〜!待っててくれたんだ〜」
モブ2「やっぱ私達が1番だと思ってるんだね♪」
そう言ってジェミンは私の手を引く。
そしてそのまま上手くジェミンの胸の中にすぽっと収まってしまった。
モブ3「は、?ちょっと待ってよっ!!」
モブ2「昨日はそんな事一言も…」
そう言って彼女らに見せているスマホの画面には録音アプリが起動されていて、彼女たちの
「昨日は何も言ってなかった」
という言葉が私をいじめた理由になるらしい。
きっとこれは建前で、ただジェミンの気持ちが言葉で聞きたかっただけだ。
考える、なんて嘘。答えは決まってるんだから。
顔を赤らめて繋いでいた手で恥ずかしそうに私の手をもみもみし始めたものだから思わず可愛いなって、。
(作者)
今回は前回と違って早めに2人がくっつきましたね。
ですが、前回よりも作品は長引く予定になっています、!!
あくまで“予定”なだけですが…!
それとドリムが多めに出てきます🥰
イリチルとか威神は全くと言っていいほど出てきません…第3章以降にご期待です💚
特に今回は🐨に継いで🦊が多く出てきます。
本編は2人が大人になってから始まりますので高校生の間はシリアス感はないです。
シリアスが苦手な方は予めアナウンスをするので高校生編まで見ていただけると楽しめると思います😇
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。