第42話

🐨
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2021/04/16 12:26
貴女
貴女
はぁ?彼氏?






思わず、オンニの言葉にキレ気味で返してしまった。



だって、











「彼氏作りたいなら紹介するよ♡」って、


貴女
貴女
オンニの馬鹿!
ロゼ
違うじゃん〜この間あなたが「彼氏作んなきゃかな」って言ってたから…
貴女
貴女
え、!聞いてたの
ジス
え〜あなたの恋バナ気になる〜笑
リサ
いやいや、あなたは恋愛経験ないからそういうこと言ってんだよ〜
ジェニ
え?NCTのジェミンと付き合ってたんじゃないの?






シーン、。




ジェニオンニの声で宿舎から音が消えた。

多分みんなが驚きすぎて微動だにしなかったから。

リサ
NCT、、、…?
ジス
確か、リサの元彼の〜ね、?
リサ
いや、あれ偽情報だから!
ロゼ
NCTは同期だしあなたなら同年代の子も多いし良いんじゃ…?
ジェニ
いや〜それがさ!




この人たちの話はいつ終わるんだろ…、。


彼氏なんて、作ってもすぐまた捨てられる。すぐ私に飽きてしまうの。





そんな中、耳にした情報は私にとっては辛いものだった。


______________________










メイクさん「え?DREAMのジェミンが?やっぱり顔が良いと熱愛するわよね〜」



ADさん「もうすぐ成人だしいいとは思うんだけれどね。」

貴女
貴女
…………







所謂、嘘の情報はネットに数え切れないほどある。


それはちょっとした遊びで噂を流したりするから。







ただ、この世界は違う。









噂、なんてもの事務所から賠償金を請求されたらたまったものじゃないから


確実な情報しか流れないのだ。




















その事実が尚更、苦しい













私は、メイクが終わり控え室に戻るとジェニオンニに声をかけた。


貴女
貴女
オンニ、男の人…紹介して?






______________________














そこからはトントン拍子だった。


当時、EXOのカイさんと付き合っていたジェニオンニはまずベッキョニオッパを紹介してくれた。











でも、ベッキョニオッパは「あなたは可愛いからもっと良い奴紹介してあげる」って言って半ば無理やり事務所に連れてかれた。



貴女
貴女
オッパ、もう夜中何ですから紹介は後日でいいですよ、?
ベッキョニ
いや、俺の気が済まないからぁ…うん。









ダメだこれは。


酔ってるし、部外者を事務所に入れてる時点で正しい判断出来てない。











適当に紹介聞いて帰ろう。




ベッキョニ
あっ!お前また練習室かよ〜!!






















だったのに、
テミン
テミン
えぇ?笑
貴女
貴女
っ////







その瞬間、絶対に鳴ってはいけない音が鳴った気がする。




人生の中で過ちはある事だ。

でも、これは過ちでは無い。











明らかに、違う道。

例えば左には赤信号があって、右には青信号がある。左には進入禁止、入るなと書いてあるけれど右には何も書いてなくて安全な道。








皆ならどっちを進む?

















私は明らかに、左の道間違いの道を進んで行った。

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