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2021/02/06

第6話

優しいお兄さんに会った日
古川 穂花
古川 穂花
あ......あのさ......アンタら......
後ろから穂花が声をかけてくる。



ゼエゼエと息を切らせて。
古川 穂花
古川 穂花
体力えげつなくない!?
穂花はさっきから「休憩しよう」とずっと言っているのだ。
三毛門 琉雨
三毛門 琉雨
......体力には自信あるって言ってたよな?
古川 穂花
古川 穂花
言った!言ったけど!流石にこの距離はキツイって!
田中 智樹
田中 智樹
......穂花姉ちゃんダッサ......
古川 穂花
古川 穂花
くぉら!このガキ!ダッサとはなんだダッサとは!
......はぁ。



まあ、確かに、そろそろ休憩いれても良いところかな?
三毛門 琉雨
三毛門 琉雨
近くで昼御飯にしよう
古川 穂花
古川 穂花
やったー!
田中 智樹
田中 智樹
俺、ラーメン!
ラーメンね......お湯さえあればカップ麺作れるけど、近くで借りれそうな場所は......。
宮崎 北斗
宮崎 北斗
────あ、君達!
背後からかかる声。




振り返った俺は愕然とする。
三毛門 琉雨
三毛門 琉雨
なっ......!?
宮崎 北斗
宮崎 北斗
この地域に住む子かな?
兄・琉李にそっくりな男性。
三毛門 琉雨
三毛門 琉雨
兄ちゃん......!?
宮崎 北斗
宮崎 北斗
突然ごめんね。俺は宮崎 北斗。この辺りに住む大学生......ってことになってるけど、実際大学通ってないからなぁ。
宮崎......北斗......?
大学生......?
三毛門 琉雨
三毛門 琉雨
あ、あぁ......なんだ......人違いか......
田中 智樹
田中 智樹
えぇっ、兄ちゃん!?
俺はヘタリとしゃがみこむ。
宮崎 北斗
宮崎 北斗
おっと......驚かせたかな?家にあった親父のスーツ借りたら大人と勘違いされること多いけど......。
古川 穂花
古川 穂花
ったく!やっぱり疲れてるのよ!ご飯にしよ!
......それは穂花がお腹空いているからだろ。
俺は悲しいような、でもほっとしたような気持ちになった。