寝室に連れてこられて第一声がこれ
私どれだけ子供にみられてるのよ
1人でくらい寝れるっつーの !
私がそういうと
嘘だって ごめん
そう言って少し笑っていた
ひょんじなは何か言いたげな顔をして
こちらを見ていた
そう言って謝ってきた
正直びっくりした
そんなふうに思ってくれてるなんて
知らなかった
ひょんじなが謝る必要なんて
全然なくて
命懸けでいつも守ってくれるひょんじなに
私は気付かぬうちに
惹かれていた
するとひょんじなは
私のことを抱き寄せた
「 俺が守りたいんだ
俺たち付き合おう 」
ひょんじなの真剣な眼差しと
言葉が心に響く
至近距離で心臓の音が
聞こてしまいそう
私だってひょんじなに
守ってもらいたくなったよ
そういうとひょんじなは
びっくりしながらも
嬉しそうな笑顔を見せた
笑うとこんなに可愛いひょんじな
ちゅっと ひょんじなが
私の唇に優しく口付けした
柔らかいひょんじなの唇の感触が
心地よかった
照れくさくてひょんじなの顔は見れなかったけど
きっと2人とも赤くなっているだろう
ひょんじなは 優しく私をベットに寝かせて
「 また明日 、 ちゃんと寝ろよ 」
そう言って いつもより少し優しく笑って
部屋の外へ
消えていった ___
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。