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2021/08/13

第13話

12話
佐藤 樹
ただいま。
誰もいない家にぽつりと一言。

もちろんおかえりなんて言葉は帰ってこない。

ドサッと借りてきた本を床に置いて洗面所に向かい手を洗う。
佐藤 樹
はぁ〜。
どの本から読もうかな。
本を借りてきたはいいものの、この分厚い本を5冊も読むなんて気が引ける。
佐藤 樹
あっ。
ヒントになる事があったらメモをしときたいから……
僕はいらないノートと適当に置いてあった鉛筆を片手にベットに寝転ぶ。

実はあんまり良くないけど本はうつ伏せになりながら読むタイプ。

長い時間そうしながら読んでいたら腕が痛くなるから気をつけるようにはしてるんだけど。
佐藤 樹
はぁ〜
思いため息を付きながら僕は本を読み進める。

些細ささいな事でもヒントになりそうな事は全てノートに書き写していくつもりだった。
佐藤 樹
……ヒントになる事、ほとんどないな。
借りてきた本を読み進めて約半日。

朝早くから本を借りてきて読み進めていたはずはのに外を見るといつの間にか真っ暗。

しかも速読頑張って4冊読んだにも関わらず得られたのはほとんど……というか全く無し。
佐藤 樹
やっぱり図書館の本だし僕が探してるような内容は書かれてないよな。
なんて思いながらまだ読んでいない5冊目のページをめくった。
佐藤 樹
えっ?
ページをめくって出てきた警告の文。


現実にあった話です。
オカルト系の本です。
苦手な方は本を今すぐ閉じて下さい。
佐藤 樹
……こういうのを待ってたんだよな。
こんな文を見てしまうとなんだか心がうずく。

やっぱりさっきまでの4冊よりもページをめくる速度が速くなってしまう


読み始めてはや2時間。
佐藤 樹
結構集まったな
読み始める前までは真っ白だったはずのノートが2ページぐらいぎっしりと埋まっている。
佐藤 樹
本当なのかは分からないけどな。
本に書かれてあった内容は……

1.1000年前に巨大地震が起こり多くの人が亡くなったこと。

2.どうやらそんな巨大地震が近頃起こるかもしれないということ。

3.そんな状態を救うような特別な力を持った人間がこの世にいるということ。

4.この世には人間と幽霊、そして半幽霊が存在するということ。
佐藤 樹
半幽霊っていうのが謎なんだよな。
4.のところに書かれている半幽霊の事。

他の内容については詳しく書かれているのにも関わらずこれについては触れられていない。
佐藤 樹
半幽霊って事は人間であり幽霊って事?
なんかすっごくややこしいな。

いや、そもそもこの考察で正解なのかな?

なんて考えながらノートを眺めていた僕はいつの間にか寝落ちしていた。