淳太くんと桐山くんが

(B.A.D.)ごめん

と倉持さんに頭を下げた、倉持さんはその姿を見た時、

(倉持)私は大丈夫です、だから謝らないで、

と言った、そして

(倉持)私、ジャニーさんにスカウトされてこの       
         事務所に入ったの、最初は東京のJr.にい 
         たんだ、でもそこで色々あって、周りに
         溶け込めなかったんだ、でもいつか、い
         つか、皆んなの輪の中に入りたくて、必
         死に頑張って来たんだけど、女だから
         私が女だから迷惑なんだって、お前と一
         緒にいると俺達も夢を叶える事が出来な
         い、デビューが出来なくなるって言われ
         た、その時、私はここに居てはダメなん
         だと感じた、私が居るだけで周りの人に
         迷惑をかけてしまう、皆んなの夢を壊し
         てしまう、私のせいで嫌な思いをさせて
         しまう、だったら自分の夢を諦めて、ジ
         ャニーズを辞めようとジャニーさんに相
         談しに行った、でもジャニーさんは

(ジャニーさん)まだ何もしてないのに、YOUは
                        自らから夢を諦めるの？YOUの
                        夢ってそんな程度のものなの？

と言われ時、その時、やっぱり辞めたくないと思った、だから必死に周りのJr.に負けない様に死ぬ気で頑張ってきた、関西Jr.に移動した時、あの時みたいに皆んなの夢の邪魔にならないか不安でしょうがなかった、スタジオに入るのも正直怖かった、何度も帰ろうと思った、でもあの時、濱田くんに声をかけたもらったのが凄く嬉しくて、それだけでホンマに幸せだった、スタジオに入った時、濱田くんが重岡くん達と仲良く話してる姿を見た時羨ましく感じたのと同時に切なさも感じた、でもどうする事も出来なく下に俯くしかなかった、でものんちゃんがキラキラした目で私に話しかけてくれて、みんなに紹介してくれた時、ここに居てもいいのかな？と感じた、皆んなの前で踊った時も周りはブーイングがあったけど、重岡くん、神ちゃん
流星、のんちゃん、濱ちゃんだけは私の顔を見て応援してくれた、頑張れって言ってくれた、初めて友達が出来た気がした、初めてスタジオが楽しいと感じたんだ、

と言って瞬間

(しげ)何言ってんの？倉持さんはもう俺らの友
         達やろ？

(神ちゃん)そう、そう、今更何言っとんの？

(のんちゃん)あのダンスはマジでかっこよかっ
                    たわ、倉持さんは俺の憧れや
                    で！！

(流星)そうそう、あのダンスを見せられたら誰
         だって虜になるやろ！

(私)でも、

(濱ちゃん)でもやない、皆んな倉持さんの味方
                 やから、だからさ、一人で頑張らな
                 くてもええねん、もっと皆んなに頼
                 り！

(淳太)言いたくない話をさせてごめん、俺も倉
         持さんの味方になる、これからはもう傷
         つけたりしないから、だからさ、

と言った瞬間、照史が隣で泣きながら

(照史)倉持さん、ホンマにごめんな、俺、バカ
         な事を言って君を傷つけた、ホンマにご
         めん、男とか女とか関係なく君のダンス
         はホンマにかっこよかった！

と謝ってきた、その顔に私は思わず笑ってしまった、そしたら皆んなが

(倉持)プッ（笑）

(しげ)ん？どうしたん？

(倉持)いや、嬉しいんやけど、その、

と私は桐山くんを指差した、すると

(濱ちゃん)うわ！

(淳太)どうしたん？

(濱ちゃん)照史の顔ヤバイ！！

(流星)ホンマや！

(のんちゃん)だれこんな所にブタ連れてきた
                    の？🐷（笑）

(しげ)うわ！ブサイク！

(神ちゃん)照史くんて🐖やっけ？（笑）

(淳太)ホンマ酷い顔しとるわ（笑）

(照史)え！皆んなひどない？それにブタやない
         し！少しぽっちゃっとしとるだけ！！

と言って自然に皆んなが笑った、その光景が凄く楽しかった、そして、

(淳太)改めて、自己紹介をするね、俺の名前は
         中間淳太、よろしくな！みんなから淳太
         って呼ばれとるから倉持さんも下の名前
         で呼んでや！

(私)はい、

(照史)俺の紹介は？

(淳太)で、こっちが桐山照史

(照史)え！終わり？

(濱ちゃん)俺が紹介したる、照史は見た目と同
                じで大食い！

(流星)あ〜ぁ、だからか？

(照史)何が？

(のんちゃん)ジャニーズで初めてのぽちゃどる

(照史)それ以上はやめとけよ！

(倉持)（笑）

(照史)倉持さん、これからよろしくな！名前は
         好きに呼んでや！

(倉持)はい！よろしくお願いします^_^



その日から私は関西Jr.として皆んなと一緒に行動を過ごす事が増えた、分からない事が多く凄く大変だけど、大切な友達が出来たことで無理にでも頑張っていた、

ある日のお昼休みたまたまみんなが揃ったから皆んなでご飯を食べる事になった、皆んなは事務所の用意したお弁当を選んでいた、

(しげ)はぁー、やっとお昼や！お腹空いたわ

(神ちゃん)しげ！お弁当どれにすんの？唐揚げ
                 にする？

(しげ)うん！さすが神ちゃんよく分かってるね

(のんちゃん)いや、しげって口を開ければいつ
                    も肉って言っとるよ？なあ？流星

(流星)うん、よく飽きないよね、

(照史)淳太くんは何にするの？

(淳太)どうしようかな？所で倉持さんは？

(濱ちゃん)あそこにおるよ？お弁当選ばないの
                 かな？ちょっと聞いてくるわ！

(濱ちゃん)倉持さんどうしたん？お弁当選ばな
                いといいの無くなるで！俺が取って
                こようか？

(倉持)ありがとう、でも大丈夫、私、お弁当持
         って来たから、それ食べるわ、

(濱ちゃん)そおなん？じゃあちょっと待ってて
                 な？

(倉持)うん？

と言って慌ててお弁当を取りに行って戻ってきた、そして私に

(濱ちゃん)それじゃあ、頂きます🙏

と手を合わせた、私も笑いながら一緒に手を合わせた、すると重岡くん達も集まって来て

(しげ)濱ちゃんだけずるいわ！俺も混ぜて

(のんちゃん)独り占めはあかんやろ！

(流星)そう、そう、

(濱ちゃん)べ、べつに独り占めわけやないけど

(倉持)？

(淳太)まあ時間無くなるから食べよ！

(照史)じゃあ濱ちゃん、

(濱ちゃん)はい、はい、それじゃ皆さん手を合
                 わせて下さい、頂きます

(みんな)頂きます^_^

スタジオの端っこで8人集まってご飯を食べた7人は私のお弁当を見ても何も言ってこなかったむしろ

(照史)倉持さんのご飯美味しそうやな！自分で
         作ったん？

(倉持)ちゃうよ！オカンが作ってくれた

(淳太)そうなんや、どれも美味しそう！

(照史)なあなあ、卵焼きって砂糖派それとも醤
          油派？

(倉持)ウチは醤油派やで？

(神ちゃん)あ、俺ん家も醤油派やで！

(照史)なあ、なあ、味見してみたいんやけど

(神ちゃん)くらちゃんあげちゃダメ！照史くん
                 がこれ以上太ったら大変やろ？

(倉持)うん、ん？
          今、何って言った？

(神ちゃん)え？くらちゃん、

(しげ)ええな！俺もこれからくらちゃんって呼
         ぶわ！

(望、濱、中、桐、流)俺も！くらちゃんって呼
                                   ぶ！！

(倉持)フフ(^-^)

(淳太)どうしたん？

(倉持)いや、初めてあだ名貰ったなーと思っ
         て、凄く嬉しくて😊

(中、桐、濱、望、流、重、神)可愛いい
       わ〜！！！！！！！←心の声

(倉持)照史くん、卵焼き食べる？

(照史)え？今何て？

(倉持)卵焼き食べる？

(照史)ちゃう！その前

(倉持)照史くん？

(照史)(//∇//)

結局照史くんは皆んなに邪魔をされ卵焼きを食べる事が出来ませんでした、