第6話

第4話 病院
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2019/06/16 13:41
病院の先生に嫌いと言った後、何処に行きないとかはないけれど私は走った、いつもはこんなに走る事がないから息が上がり苦しくなった
落ち着けば治ると思いふらふらの状態で椅子に座った、その時目の前がグラグラと揺れているのが分かった、これは普通じゃないと思い不安になってオカンの所に戻らないととパニックになり思い立ち上がった時に目の前が真っ暗になった

私が目を覚ますと病院のべットにいた、周りはもう暗く私は訳が分からなくて急いでベットから起き上がった、不安になりながら廊下に出てオトンとオカンを探した、
廊下は薄暗くてみんなが居なくて怖かった
お昼はナースさんも先生も他の人もいっぱいいるのに夜は誰もいないから怖くて泣きながら廊下を出た、少し歩くと奥の部屋が電気付いていて大人の声が聞こえたのでオカンがいると思いその部屋を覗き込んだ
するとそこにはオトンとオカンと先生がいて、オカンは凄く泣いていた、オトンは何で?何でうちの娘が、と言っていた、私はよく分からなくて頭に❓が浮かんでいた、普段の先生は凄く優しい顔をしてるのに今は私から見て怖い顔をしていた、
先生は両親にあなたちゃんは今のところ落ち着いていますが、今後また意識を無くす事がある事病状によっては発作を起こす事がある事を言われた、発作は軽いものもあって薬で対処出来るものもあれば重い発作もあり、それは命を奪うものもあると言われた、普通に生活をしていても体調を崩す事が有り、体がだるく起き上がるのも大変な時があって、今後体が自由に動かなくなる事、車椅子生活になる事そして余命宣告を受けたことを理解して下さいと両親は言われていた、
私は聞いてはいけない話を聞いてしまったと幼いながら思いそのまま病室に戻った。

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