第7話

第5話 わたしの病気
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2019/06/17 22:17
先生と両親が私の話してるのを聞いてしまった、その時私は悲しいよりもやっぱりと思ってしまった。
そのあと病室のベットの上でオカンとオトンにバレないように寝たふりをして目を閉じた

誰かに呼ばれてる気がして目を開けると外は朝になっていた、私はそのまま眠ってしまっていた、私はぼーとしながら周りをキョロキョロしていると

(ナース)おはよう!やっと起きた

(私)?

(ナース)何度も声をかけたんだけど全然起きな
いから、大丈夫?

(私)大丈夫

(ナース)なら良かった(^o^)じゃあ体温測るね

(私)うん、…あの?

(ナース)ん?どうしたの?

(私)オカンは?

(ナース)もうすぐくるよ?今先生とお話しして
るよ

(私)お話し?

(ナース)体調が良かったら家に帰れるかお話し
してるんだよ!

(私)………

(ナース)どうしたの?

(私)うん、うん、何でもない
と首を横に振った

(ナース)あ!お母さん来たみたいだよ?

(オカン)おはよう😃よく寝れた?

(私)うん、

(オカン)元気無いな?どうしたん?

(私)どうもしてへんよ?

(オカン)そう? っあそうや!今日退院してええ
って先生に言われたよ?よかったな

(私)うん

(ナース)良かったね^_^

(私)うん

(オカン)せや!退院の手続きしてくるは!

とオカンは病室を出た、退院することは凄く嬉しいけど昨日の話を聞いて私の心は複雑だった
まだ小学6年の自分はこれから起きる事を理解するのに時間があまりかからなかった
むしろ諦めていたのかもしれない
先生に余命宣告を受けた日やっぱり私は周りと違うんだと思っていた、やりたい事を全て諦めて自分は夢を見ることも叶えることも出来ないことを理解していただから自分が死ぬのをあまり怖いとは感じなかった。

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