第10話

第8話 先輩
360
2019/06/30 04:19
ジャニーさんにスタジオまで案内され部屋の中に入ると東京Jr.と書かれていた、私はジャニーさんに

(私)東京Jr.?

(ジャニーさん)あ!言ってなかったけ?

(私)はい、

(ジャニーさん)そう、君は東京で頑張って欲し
いんだよ?

(私)東京?え!いや、無理です!

(ジャニーさん)いや!YOUならいける!

(私)・・・・わ分かりました、頑張ります

と言ってジャニーさんが去ったあと私は東京Jr.がいるスタジオの隅っこでダンスの練習を始めた、
ダンスを踊ってるみんなは凄くキレがあって、歌も上手くて凄くカッコ良かった、その中にいる自分はまだまだ素人でみんなの足元にも及ばなかった、
でも負けてられないと思い、みんなが踊ってる後ろで踊った、元々そんなに体力がないためすぐに疲れてしまい、所々休憩をしながらみんなに置いていかれないように頑張った、

お昼休憩の時に男子から声をかけられた

(男子)君だれ?

(私)わ、私は倉持、今日からよろしくお願いし
ます。

(男子)なんでジャニーズに女の子がいるの?

(男子)つうか関西人?言葉なまってるよね、

(私)はい、生まれも関西です、今日はダンスの
見学に来ました、

(男子)関西人なら関西Jr.に行けばいいのに!
(笑)

(男子)そう、そう、ここは本気な人が来る所だ
から君がくるとろこではないよ?

(私)関西のなにがいけないんですか?それに私
も本当でダンスを習いたいからここに来た
んです。

(男子)お前生意気

と肩を押され床に倒れた、でも涙は流さなかった、だった凄く悔しかったからもっと頑張ろうと思った、私を押した男子は私を睨んで自分のダンス位置に戻った、
それから男子に嫌みを言われたり時には叩かれたりしたけど負けずにスタジオに通った、
時々体調を崩して休みをもらったりしたけど体調がいい日は必ず参加した、
東京Jr.の中に友達が出来ず、解らない所があっても聞けない事もいっぱいあった、その度に自分の部屋で泣いたりした、そんなある日事件が起こった。

その日もダンススタジオの練習中男子が私に

(男子)お前ダンスの邪魔だから早く辞めろ!

(男子)そうだ、そうだ、早く辞めろ!

(私)絶対やめへん、

(男子)その関西弁やめろ!きもい!

(私)なんで?関西人が嫌いなん?

(男子)あぁ、嫌いだ!なんの努力もしないだろ
しかもいつもヘラヘラしてて、見てるこ
っちがイライラする、関西の先輩も同じ
で何を言われても笑ってて、プライドと
が無いの?

(私)何言ってるの?私はあなた達にどう思われ
ても絶対やめへん、

と言ったらいつもより強く肩を押され、私はバランスを崩してテーブルの角に頭を打った
その瞬間頭に激痛が走り何かが顔に垂れた、手に触れたそれた血だった、私はどうしたら良いのか分からず呆然としていた、そこに

(?)お前ら何しとんねん、

(?)お前らアホか!

(?)あなたちゃん大丈夫?

と見たことのない大人の人が入って来た、そして私を抱えて切れた頭を優しくタオルで抑えながら東京Jr.に怒っていた、突然の事で呆然としてたらその人は私の顔を覗き込んで

(?)そうすぐ車来るからね、

と優しく言ったその人は大先輩の安田章大くんだった、私は慌てて起き上がろうとしたら

(安田くん)おっと、大丈夫だからそのまま、

(大倉くん)他に痛い所はない?

(丸山くん)あなたちゃん大丈夫?

(錦戸くん)お前ら(東京Jr.)いい加減にしろよ
💢😡
(横山くん)まあまあどっくん落ち着いて、

(錦戸くん)なんで止めるねん!こいつらあまり
にも酷いだろ!おかしいやろ!

(村上くん)気持ちは分かる、でもこんなやつら
殴る価値なんかないやろ?

(横山くん)きみらさ、自分達が何故デビュー出
気ないか知ってる?

(東京Jr.)え?

(横山くん)仲間達の助け合いだよ?きみらには
一緒無理な事だろうけど、
あ、後今後あなたちゃんに何が有っ
たらお前の事絶対許さないから!

と笑った
そして私は安田くんに抱えられながらスタジオを後にした

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