第193話

191
38,084
2021/03/07 14:04
あなた

うっッ.....、











ジョングクさんの部屋を出た瞬間、













私の腹部にナイフが刺さった.........














すぐに抜かれたそれには














私の血が付いてる........










テヒョン
テヒョン
あ、刺すつもりじゃなかったのになー、
テヒョン
テヒョン
ㅎㅎㅎ
テヒョン
テヒョン
手が勝手に
あなた

おっ、、ぱ.......

ジョングク
ジョングク
......?
ジョングク
ジョングク
何が起こッ、
テヒョン
テヒョン
ジョングガ、おやすみ











無理やり引っ張って、私を連れていく












ジョングク
ジョングク
ちょ、ヒョン?!














多分ジョングクさんは、この状況が把握できてない













そして彼の声も、














多分オッパの耳に届いてない












テヒョン
テヒョン
ほら、ちゃんと歩いて?
テヒョン
テヒョン
歩けるでしょ?












そんな深くまで刺されたわけじゃない














痛みも少ないし、普通に歩けるはず、なのに、















足が震えて上手く動かない













テヒョン
テヒョン
ねぇ.......そんなに僕が怖い?












不審に歩く私を見兼ねてか、















部屋の前に着いたからなのか、














テヒョンさんは足を止めた














テヒョン
テヒョン
そうさせたのは誰?
あなた

わッ、私.............っ

あなた

で、でもオッパッ、これには事情がっ

テヒョン
テヒョン
どんな事情?
あなた

えっ......

テヒョン
テヒョン
どんな事情で、
グガの部屋から出てきたの?
テヒョン
テヒョン
そこで何をして、
こんなに汗かたの?











シュガさんに続いて、ジョングクさんもなんて












バレたら絶対、許してもらえない.........













テヒョン
テヒョン
何?答えれないの?
テヒョン
テヒョン
何かやましい事でもしたの?
テヒョン
テヒョン
だから何も言えないの?






あなた

やましいこと、、なんてッ.......何も.........

テヒョン
テヒョン
はいもう1回^^*











そう言いながら少し微笑んでるオッパは












私の首にナイフを当てた













あなた

ッッ!?

テヒョン
テヒョン
嘘なんてついてないよね
テヒョン
テヒョン
じゃあ言えるよねっ












心臓の音がうるさい、、













このオッパの笑顔は何?、、












テヒョン
テヒョン
ほらもう1回っ
あなた

わッ、、私は、っ.........












ナイフを突き付けられて、













それでも、既にバレてそうな嘘を言う勇気は、













私には無い........













オッパは多分、それを知っててやってる














テヒョン
テヒョン
ねぇなんで言えないの?
テヒョン
テヒョン
ホントのこと言うだけでしょ?
あなた

ッッ.......












答えれないでいる私の、さっきのお腹の傷口に












また同じところに、今度は少し強く、












オッパはナイフを刺した













あなた

あ"ッッ!!、クッッ.....っ

テヒョン
テヒョン
すぐ言わないから










最初に刺された時の、何十倍もの痛さだった













涙と汗が出てくる














もう自分の力で立ててるのかも分からない













???
お"い"!!!!!!
テヒョン
テヒョン
?!











オッパの手の力が抜けた














.........だれ?誰が来たの、、?












テヒョン
テヒョン
来るな!!!
ジミン
ジミン
おいテヒョナ!!
ジミン
ジミン
やめろ
ジミン
ジミン
今すぐそれ抜け
テヒョン
テヒョン
それ以上来ないで





テヒョン
テヒョン
もっと苦しめるよ?ㅋㅋㅋㅋ












オッパはナイフを握り直した











プリ小説オーディオドラマ