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第22話

ひとりぼっち





ごめんな、って言いたい。




今すぐ家に行って、抱きしめて
ごめん、ごめん、って何度も謝りたい。



呆れるくらい。
嫌になるくらい。

鬱陶しいくらい。




でも、こんな僕をあなたは許してくれるかな。




こんなにも酷いのに、
こんなにも馬鹿なのに。



もっと他のやり方があったはずなのに、
こんな判断しかできないなんて、
本当に情けないと思う。



でも、…




1番いいやり方なんだ
後悔しかないけど…





最近ご飯も喉を通らない。
食べたいとも思えない。



また、似たようなことをされているから
不安で不安で気が気じゃないんだ。




今僕が近くにいない時、あなたは
何してるんだろう、何されてるんだろう。


テヒョンと一緒にいるかな。
スビンって奴とかな。
ヒュニンカイとかいうやつか、?


それとも女の友達か、…



いつもあなたの隣には僕だった。
それを変えたのは僕自身だ。





あなたとのカトクを開いて


好きだよ、なんて打ってみる。




そんな言葉、言えるはずがない。



送信なんて出来ずに消去。




ごめんね、そう打ってみる。



ごめんじゃ済まないよ、こんなの。




頭に携帯を静かに当てる。
そうすれば送らさってしまった「ごめんね」の文字。



今更なんだよ、って思うよな、きっと。
今きっと僕のことなんて忘れ楽しんでるはず。


それを壊すような真似は、できない。



僕は「ごめんね」のメッセージを取り消しして
ベッドに倒れ込み目を瞑る。




傍を離れて気づいた。
失ってから気づくって本当だったんだ。



今は隣にあなたがいない、
このひとりぼっちの状況が
本当は辛くて仕方がなかった。




涙がツーっと流れた。




僕は自分の情けなさに唇をかみ締めた。