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第30話

続き





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🐻
🐻
僕が、僕さえあなたの
隣にいなければ
あなたは苦しくて悲しい思いを
しなくても済んだんじゃないかって
🦊
そんなことはないと思う



なんでわかるかと聞かれれば
わかった訳でもないから説明は不可能。




でも、…今のあなたを見ているのは辛い。




必死こいてボムギュくんのことを
忘れようとするあなたを見るのが、
胸を締め付けられるように辛いんだ。





🦊
それは違うと思う。
きっと、その時のあなたより
今のあなたの方が、辛そうだよ
それに悲しそうだ



あなたの話を聞くのも正直辛かったし、
話している身であるあなたも辛かったはず。



でもどうしようも出来ない。




ボムギュくんが事の全てだから。





🦊
ボムギュくんは、…
どんな思いであなたが
ここでバイトをしているか知ってる?
🐻
🐻
…知りません、



そりゃあ、そうなんだけどさ。




🦊
ボムギュくんに冷たくされて、
悲しくて辛くて苦しくて
🦊
思い出すとまた涙が出そうだから、
忘れよう、って思って
バイトを始めたんだ




一言一言ゆっくり喋っていく。


ボムギュくんの脳内に入り込んでいくように、
ゆっくりと、はっきりと。




小さく頷いて、俯いて




ボムギュくんは辛そうだった。
あなたと、似た顔をした。




🦊
委員会も始めたらしいよ。
ボムギュくんを忘れるために
🦊
助けてくれた時も、
本当困惑したらしいし、…
ボムギュくんはあなたをずっと
振り回して掻き乱してる



それをわかっているかな。
でも、亀裂がはいり、緩まっていることを
わかっているのなら、


この程度のことを理解することなんて
容易いはず。



ボムギュくんはあなたとずっと一緒にいて、
あなたの一番近くにいたんだし、


ボムギュくんがあなたを一番知ってるはず。





確信は、ないけれど。




🐻
🐻
僕、どうしたら、…
🦊
それはやっぱり…
自分で考えるべきだよ。
🐻
🐻
…そう、ですよね



ボムギュくんは唇を強く噛み締めた。




そのせいか、血が滲み始める。




🦊
ボムギュくん、
唇を噛むのはやめな


僕はそれを制止した。
するとボムギュくんは飲み物を勢いよく飲み干し、
立ち上がった。




🐻
🐻
…ありがとうございました
僕、すっごい馬鹿でした



自分自身に呆れるように、
力なく笑ったボムギュくんの目には
泣き跡が残っていて、切なく感じた。




頑張って。


そう口に出すのも気が引けたから、
心の中で思うだけ思って、


手を挙げるだけにした。



ボムギュくんはお辞儀をして、
そそくさといなくなっていった。







この時、僕からしたら…
いや、僕とボムギュくんからしたら
最悪の事態が待っていたとは知らずに。