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第29話

質問



.
🦊
どうしてあなたと離れたの?
🐻
🐻
…答えないといけないんですか?
🦊
うん



ボムギュくんは心底迷惑そうな顔をした。




そりゃあ、…そうだよね。






🐻
🐻
名前なんて言うんですか?
🦊
あぁ、ごめん
チェ・ヨンジュンです
🐻
🐻
ヨンジュン、さんは
どうして僕とあなたのことを?
🦊
実はここであなたがバイトしてるんだ
🐻
🐻
バイト…
報告しろって言ったのに…



そうボソッと呟いたボムギュくん。





…今の現状であなたがボムギュくんに
報告できるなら、それはそれであなたは
かなりの強者だと思う。





🦊
今の距離感じゃ…
報告なんて絶対無理だと思う。
🐻
🐻
…やっぱりあなたは
僕のこと嫌いになりましたか…?




さっきからの俺を疑うような目は
もうどこにもなくて、今はただ
不安に駆られた目をしていた。




🦊
そこまでは聞いてないから
あんまり分からないけどさ、
あなたから話聞く度に、
どうして?って思うことが沢山あった
🦊
だからきっと、あなたも
疑問でいっぱいなんじゃないかな?
🐻
🐻
そう、ですよね…
僕…ほんとバカでした




ボムギュくんは、泣きそうな顔でそういった後




🐻
🐻
すみません、…飲み物貰えますか…?




そう、遠慮がちに言った。




俺は大きく頷いて、何が飲みたいかを聞き、
ボムギュくんの元へと持っていった。




🦊
はい、どうぞ
🐻
🐻
ありがとうございます…
🦊
ゆっくりでいいんだけど…
話せそう?
🐻
🐻
…はい、



ボムギュくんも今疑問に思っているだろうな…




見ず知らずの男に急に話しかけられて
今この状況。



それでも話そうとしてくれるボムギュくんは
本当はとってもいい子なんじゃないかと思う。






🐻
🐻
…離れたくて、離れたわけじゃなくて
🦊
うん



ボムギュくんは軽く上を向きながら、
今にも涙が落ちてきそうな目を
キョロキョロと泳がせた。





🐻
🐻
あなた、は
僕といるせいでよくいじめを
受けてて、…それから守るために
離れた、んです…



その話を聞いて、
あまりにも不器用だと思った。



あなたに向けての愛は十分あった。
心配なんてしなくていいほどに。




ただ、その愛の伝え方が
きっと下手くそなんだ。




守る、にしても
他に方法があったはずなのに。





どうして、…どうしてボムギュくんは
自分からあなたとの距離を遠ざけたんだろう。




そのせいで今、
仲良かったはずの、硬かったはずの絆が
どんどん亀裂が入って、緩くなっていっていることに

ボムギュくんは気づいているのかな。




でも、きっと気づいているんだろうな。





それは、泣き始めた彼の目が
全てを物語っていた。