第14話
思った矢先
そう思っていた日の後日。
起こって欲しくないことが軽率にも起こった。
私はいつも通り図書当番でお昼ご飯を食べに
スビン先輩達のいる図書室へ向かった。
その途中に転んでしまった。
おかげでお弁当はぐしゃぐしゃ。
自分で自分に反省しながら図書室に入った。
ピリッと膝が痛む。
もしかして怪我した…?
案の定膝は赤く染っていて
大したことは無いが怪我をしていた。
テヒョンはまだ来ていないようだった。
アセアセしながらも2人に手当をしてもらい
ようやくお弁当タイム。
時々来てくれる生徒さんの対応をしながら
お昼ご飯を済ませた。
2人にはきちんとお礼を沢山言いました
みんなと別れたあと廊下を歩いていると
突然腕を引かれた。
何事かと思ってその腕の正体を見るとびっくり。
知らない女の子が3人くらいでいた。
これは…もしかしてシアが言ってたことかな…
そう思いながらも私は意外と冷静だった
私の質問に答えもしないで
空き教室に連れていかれた。
その時なんでか知らないが理不尽にも頬を叩かれた。
別にそんなのあなたに関係ないし…
なんて心の中で反論する。
その間も理不尽に頬を叩かれ続けている。
そんなに叩いて何があるんだろう。
何も出てきやしないし
あなたの何かがこれでスッキリするとも思えない。
そんな時だった。
そう、扉の方から声がかかった。
座らされている私からは
彼女たちで影になって誰か確認できなかった。