じんたんside
その夜…
俺はお風呂に入っていた。
一生戻れなかったら…と不安が過ぎる。しかしこのまま女の子だったらテオくんと堂々と付き合えるなんてことも考えていた。
俺はひとまずお風呂を出た。
テオくんとみやが選んでくれた可愛いモコモコのパジャマを着た。
俺のサイズよりちょっと大きめを選んだテオくんやっぱ少しダボダボだよ…
俺はテオくんの部屋に入る。
テオくんはベッドで寝ていた。
俺はベッドに座りテオくんをみた。
スヤスヤと眠るテオくんは可愛い。
俺はテオくんの唇にチュッと軽めのキスをする。
急に腕を引っ張られ俺はベッドに寝かされた。
テオくんが上にいる。
えっとこれは…押し倒されている?
テオくんはそう言って俺にキスをした。
テオくんの舌が俺の口に入り込んできた。
舌と舌が絡み合い気持ちよすぎて足がもじもじ動く。
テオくんは唇を離し耳をパクッと噛んだ。
テオくんはニヤッと笑ってそう言う。
その表情がかっこよくて俺は顔が熱くなる。
テオくんはよいしょっと言って俺の上からどいた。
俺はテオくんの来てる服をギュッと掴んだ。
俺もうテオくんに愛されたい…
テオくんはさっきのように俺を押し倒した。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。