『テツーーー!!』
あ、申し遅れました!私は音駒高校3年のあなたです!!
テツ、、こと黒尾鉄朗は私の幼なじみ!
家が近所だからちっちゃいときからずーっと一緒にいるいわゆる腐れ縁ってやつ、、?笑
黒「お前、なに1人で話してんの?」
『別に話してないから笑』
テツは今音駒の男子バレー部のキャプテンで私は男バレマネやってます☺︎
んーと、説明はこんくらい!!
黒「おーーいあなた、置いてくぞー」
『んあ!待ってってば〜!!ってテツまた身長伸びた??』
黒「2年の時よりは5センチは伸びたかな」
昔は私の方が大きかったのに
今じゃ私の頭1つ大きくなってる、、
いや、高3になってまた伸びた、、
なんかどんどんテツが遠い存在になっちゃうみたい
昔はあの寝癖もわしゃわしゃって出来てたのにな、笑
これじゃ届かないや
精一杯伸ばした手でテツの首をつねった
黒「いでででで!ってなにすんだよ!!」
『ふーんだ!どうせ髪の毛の分で身長盛ってるんでしょ!!』
黒「はあああ??ちゃんとグッて押して測ってますううううう お前こそそろそろ自分がチビなこと認めたらどうですかああ???この前家行ったとき、あなたが風呂入ってることにすら気づかなかったんだぞ?危うくドア開けるとこだったのによくそんなこと言えますねえ〜?」
『ッ!!!この変態!』
そう言って私はテツの背中を思いっきり叩いた
黒「いったああああ!!おい待てこのチビ!!!!!!」
あー、こんな楽しい日々がずっと続いたらいいのに、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。