第28話

お披露目
体育館に入ると

研磨以外のメンバーがいて


私も慌てて準備する







監「あなた」

くるっと振り返ると
猫又先生が私に手招きをしていた


…私、、なんかやらかした!?



猫又先生は選手のことを第一に考えてる人だから私も注意されることが多い。
だから監督に呼ばれると、もしかしてなにか失敗したんじゃないかっていつも思っちゃうんだよなあ










監「烏野対策ノートを作ってたって研磨から聞いたよ。今日はその説明をみんなの前でしてもらおうと思う」


どうやら今日は注意じゃないみたい










監「お前と研磨は音駒の司令塔じゃ。頼むぞ」

そう言って肩を叩いてくれる監督はニッコリ笑っていた







"頼むぞ"




マネージャーにとってこんなに嬉しい言葉はない
これからも選手を支えなきゃって思える言葉だから




『はい、!!!!』

私は力強く返事した



その様子を見て監督はまた笑ってくれた







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『えーと、ザッとこんな感じかな』

みんなに配ったプリントを一通り読み上げると
おおぉーーとどよめきが起こった


夜「す、すごいなコレ」

海「穴がないってこのことを言うんだろうな」


ホッ、、みんなの役に立てたみたいで安心した


黒「こんなたくさんの資料、どっから集めてきたんだ?」


『宮城の知り合いに聞いたり、これまでの試合結果とかをネットで調べたりした!あと中学の成績とかも見て〜あ、でもここに入ってない情報とかもたくさんあると思うからそこんとこはご了承下さいーー』




研「、、知り合い?ボソッ」

黒「多分、徹ってヤツだろうな」

研「へー…」



テツがなんか言ってたけど、私はまだ言い残してることがある



そう、テーマだ。
これは私が毎回の試合の時に作戦名を考えて発表してる




聞いて驚け皆のもの!今回は自信作ダ!!!


私は大きく息を吸い込んで











『今回のテーマは、目指せ!カラスに酸素を働かせない!!』











と、考えてた今回のテーマを言い放った

どうよ!!


私はおー!というどよめきを待った






が、、








シーーーーン


あれ、?みんなポカーンとしてる、、



こんな自信作なのに…

焦って私は言葉を注ぎ足す



『む、難しかったよね…!えっと、つまり今回のテーマは、その、、向こうは烏野高校だから、カラスで、、』

 
黒「ブッヒャヒャヒャ!!なにそのザ・厨二病みたいなテーマwwwww」




なに!?試合前のいつものやつは厨二病じゃないとでもいうのかテツ…


『!!テ、テツには1番言われたくないんだけど〜ッ!?!?』



夜「確かにな笑」

研「ってかそもそも毎回の練習試合でテーマつける意味がわかんない」


山「俺は気に入ったッスよ!」


『や"ーま"ーも"ーどーー!!泣』


さっきまでの真剣さがまるでなくなってしまった





今回はいいテーマだと思ったんだけどな、、









黒「コホン、えーとにかくマネージャーがここまでしてくれたんだからちゃんと活かすぞー」



「「「「オォーーース!!」」」」








とりあえず一件落着(?)





って私の心はまだ落着してない〜〜泣