第3話

変わらない
黒尾side


あーー、ほんと可愛い笑




俺たちは高3になった





身体も心も大人になった






けど



小学校の時に芽生えたあなたへの想いは

日に日に募るばかりなんだ




昔と変わらない
ニコって笑った顔
俺よりも少し小さな手
透き通った瞳


以前と変わったところは少しあなたの髪が伸びたところだろうか、、





そんなあなたを少しの時間ですら手放したくなくて

急いで追いついて後ろからふわりと抱きしめてみる




『きゃーー!!テツやめてよ!健全な女子高生になにしてんの!!?やっぱり変態!』



そう言ってあなたはぷりぷり怒って歩いている






俺がなにしたって


あなたは俺のことを



1人の男として見てくれないんだな、、






さっきまで抱きしめていたあなたの温もりは


春風が桜と共に俺から奪っていき




行き場の無くした俺の手は














________空を掴むことしか出来なかった