第30話

いつもより…
昨日の反省を活かして
今日は早くお風呂から上がった



早くスーパーに行きたい
ってよりも夜風の中散歩したい!


そんな衝動に強く駆られる



んー、毛先の方はまだ乾いてないけど…ま、いっか。どうせ外出たら乾くし。






浴場を出ると、男湯の方から楽しそうな声が聞こえてきた

私は玄関へ続く道をそのまま進む





夜「あれ、あなた」

靴紐を結んでたら後ろから声をかけられた


夜「今からどっか出かけるの?」

『うん、スーパー行ってくるわ。お醤油きれてたし、ついでに明日の料理の材料も買おうと思って』



くぅー、蝶々結び、、苦手…




夜「こんな時間に1人でか!?」

『こんな時間って大袈裟な笑それに私高校生だよ?だいじょーぶ!研磨みたいに道も迷わないし!!』


よし!上手く結べた!!
私はその勢いのままぴょーんと立ち上がった








ファサ…







ん?タオル?





夜「じゃあまずちゃんと髪の毛乾かしてからな」


そう言ってやっくんが私の頭をわしゃわしゃする


どうやらやっくんに、まだ髪の毛が乾ききってないことバレてたみたい



夜「早く行きたいのはわかったけど、風邪引くよ」





『…んーー』





時折、タオルから香るやっくんの洗剤の匂いと
タオルから伝わってくるやっくんの手があったかくて
なんだかすごく安心する








夜「よーーしこれでOK じゃあ行くかー」


『え、私1人で行けるんだけd』


夜「道に迷う迷わないの心配以前の話だわ。こんな夜に女の子1人で歩かせねーよ笑それに…










俺があなたのこと護るって決めたから」












このときのやっくんの顔は
試合中の真剣な顔そのもので







とても男らしかった_____



夜「ってなわけで俺もついて行く。嫌って言われても足にしがみついて離さないからな!」




『じゃあお願いする笑』

そう応えるとニッコり笑うやっくん









ほんの少し、やっくんが大きく見えた