第22話

きっかけ
『__________テツ』





黒「、、よお」


プルタブを押しながらテツは私の隣に座る


黒「あーーーのぼせた!風呂熱くなかった?」


『……うん。』





、、、、泣いてるとこ見られたかも






『あーなんか、テツ誤解してない?笑 さっきのは目にゴミが入っちゃって!取れなかったからゴシゴシ擦ってただけだから!心配とか全然!!うん!全然大丈夫だか、、』


黒「ねえあなた、俺ってそんなに頼りない?」




『ッ!!や、全然そんなことないよ!頼りにしてr』

黒「だったらさ〜」











「俺の前でも強がる必要、なくね、?」










その言葉を聞いた途端、堰を切ったように涙がポロポロとこぼれた



そんな私を包み込むように

テツはただ


私の頭を撫でてくれる



黒「そんな思いつめんな。あなたは俺たち音駒の大切な仲間だ。1人なんかじゃねえし誰もあなたを1人にさせようなんて思ってねえ

誰かを必要とするときがあるなら遠慮なく頼っていい。」




ああ、そうだ。



昔からテツは私が落ち込んでたら
どこからともなく現れて
一緒にいてくれて
優しい言葉をかけてくれて





泣き止むまで側にいてくれるんだ






『、、なんで来てくれたの』


黒「は、なんでって、、







今日2人で会う約束したからだろ」







、、敵わない



私は残り少ないコーラを飲み干す

小さな炭酸の泡が


私の心の隙間を埋めてくれた気がした




窓から吹く風が

私の不安をさらってくれた気がした




いつもそのきっかけをくれるのは






_______間違いなくテツだ






黒「まあ少なくともアイツらはお前を他人となんて思ってないわな。お、ほら噂をすれば」



夜「あ、いたいたー!あなた!トランプやろうぜ!!」

犬「あぁ!夜久さんズルい!俺が誘おうと思ってたんですーー」

山「黒尾さんもいるじゃないっスか!おい研磨ァ!逃げるんじゃねえ今日こそ決着の時だぞ!」




黒「な、?誰もあなたのこと1人にさせねーよ」




ぽっかりと空いた穴が埋まるのが嬉しくて

私の目にはさっきとは違う涙が溜まっていく



夜「あー!黒尾があなたのこと泣かせた!!」

黒「ハァーーー!?誤解ですゥ!」


研「あなた泣き顔ブサイク、、」



『っるさい!!!研磨勝負よ!』








みんなを見て自然と顔が綻ぶ


"仲間"か_______