第35話

嫉妬と過去(Ⅰ)
黒尾side



はーーああー、、


嫉妬なんてクソクソみっともねえ




嫉妬した顔を見られたくなくて

思わず体育館から出てきちゃったけど

明らかにおかしかったよな

それにボールも全部置きっ放しにしてきたし…


黒「あああクソ!」

俺は頭を掻き毟る







______及川徹




高2の時あなたは1組で、俺は2組だった(夜久も)


クラスが隣だったので、行事ごとは基本1組と合同
もちろん修学旅行も行事ごとに含まるわけであって
俺とあなたは当然同じ班















にはなれなかった(ちなみに夜久は同じ班)

まあそりゃさすがに同じクラス同士で班になるわな


それでも宮城の色んな観光地を訪れる順番は同じだったのが唯一の救い




3つ目の観光地を回ってた時だったかなあ

俺もそれなりに班のみんなで宮城を楽しんでいて

ずんだ餅を賭けて夜久と男気じゃんけんをしてると

ふと俺たちの前を歩く班に目が行く


その班は確かあなたの班なはずなのに









そこにあなたの姿はなかった








夜「なぁ、、あなたいなくね…?」


夜久の言葉よりも先か後か



俺の足が動いた


黒「オイ、なんであなたがいねーの?」

あなたの班であろう1人の男子に聞いた


「なんだよ、あなたなら後ろに…って、あれ?」

夜「………。」


「さ、さっきまでいたんだよ!!ってかそもそも居なくなるアイツが悪いだろ笑 歩くのも遅いし、正直居ない方がこっちとしては楽だし〜」


………あ"?



黒「っっざけんな!!」


俺は気づいたらそいつの胸ぐらを掴んでいた


ヘラヘラした態度も
あなたを置いていったという行動も
あなたをバカにしたような言葉も



全部俺の怒りの沸点になっていった



夜「おいやめろよ、コイツにあたったところで何も変わらねえだろ。とりあえず今あなたがどこにいるのか探すのが第一だろ」


確かに、これじゃ拉致があかねえ


俺はあなたにすぐ電話をかけた




マイクをスピーカーにして、夜久にも聞こえるようにする


プルルルルル


チッ、、ワンコールが長え




頼む…無事でいてくれ!!



『…もしもs』


黒「あなた!!お前今どこだ?大丈夫なのか?すぐそっちに迎えにいってやるから!」






『テツ、、心配かけてごめんね。私は大丈

??「あなたちゃんちょっと代わって」



ん、、男の声?

??「あ、もしもし!あなたちゃんなら俺が届けるんでー、ご心配なく!」


夜「お前誰だよ、、、」


及「あー俺?俺、及川徹。青葉城西高校の2年、君たちも2年生かな?」

黒「テメー!今すぐあなたから離れろ!!」


及「人聞きが悪いなあ。ところで君はあなたちゃんの彼氏か何かなの?」



俺は言葉が詰まった

俺たちは幼なじみでしかない



でもそんなの今は関係ねえ




黒「彼氏ではないけど俺の幼なじみだ」


及「へえー、幼なじみでもわからないことはあるんだね笑」




コイツ、、何が言いたいんだよ


及川ってやつが誰かは知らねえけど、なんかバカにされてるような気がしてすごく腹が立つ

隣の夜久も同じらしく、怒りを露わにしていた




黒「何が言いたいんだよ。」







及「あなたちゃんが風邪引いてるって知ってた?」


………え、、、、、、



及「あ、やっぱり気づいてなかったんだ笑 そんなんで幼なじみ語られてるあなたちゃん可哀想だな。まあ俺が言いたいことは1つなんだけどサ
















あなたちゃんのこと、そこまで大事だと思ってないんなら早く離せよ」