第9話

世界の中心
研磨side



今日の部活でクロがあなたに話しかけた後



あなたの様子が明らかにおかしかった







俺でもわかるくらいに照れていたんだ









あなたが苦手なこと
好きなこと
苦手な食べ物
好きな食べ物
考えていること



『研磨はあなたのこと、なんでもお見通しなんだね笑』



そんなふうに言われたことがある





実際、俺はあなたのことならなんでも知っているつもりだった














黒「俺、あなたのことが好きだ」


クロがそう打ち明けてきたのは確か中学の時



そんなこと俺に言ってどうするつもりなんだろうって思った



研「へー。」


としか言えなかった




俺は昔から女子のうるさい声が苦手で



あなた以外の女子とはあまり関わってきていない


だから、そのときは恋愛感情とかよくわかんなかったけど




クロの照れた表情が羨ましいと思うのと同時に








あなたが俺から離れて行くんじゃないかという不安が襲ってきた









研「、、、俺は恋とかよくわからないけど
あなたの居ない世界は考えることができないし考えたくもない」


黒「それは俺も同じ」


研「、、、、」


あなたのことは俺が護ってやりたい




クロじゃなくて






俺が


そう強く思ったんだ











あーーーークソ

今日のあなたの顔が頭から離れない




すごい腹立つ






そんで気づいたら







あなたの家の前だった