第16話

打倒カラス
研磨side


あなたに可愛いって言われたのは嬉しくないけど

隣に座れるのは嬉しい








研「今回は俺の勝ちだね、クロ」


明らかに機嫌が悪いクロにそう言ってみる



黒「研磨クン、勝利の女神は最後に微笑むものなんだよ」



夜「…負け惜しみってやつだな」

黒「はいやっくん!自分は隣に座れたからといって調子にのらないでください!!」


そんな会話を聞きながら

俺は足早にあなたを追いかけた









悪いけど




_____もう遠慮しないって決めたんだ












『あ!研磨!!こっちこっちーー!』

バスの中に入ると

もうあなたや他の奴らが何人か座っていた






俺があなたの隣に座ると
あなたは待ってましたと言わんばかりにリュックの中をガサゴソと探している


なに探してるんだろ


『ん〜あら?どこ行ったーー?💧あ!!あった!!見てみて!ジャーーーンあなた特製カラスに酸素を働かさせないノート!!!』


研「なにそれ、ってゆーかなにその名前笑」




多分血液のと関連させてるんだろうな、、




『もーうるさいな!題名は置いといてちょっと一回見て!絶対研磨の役に立つからああ!』





俺はよくわからないままそのカラスなんちゃらノートを開いた




え、、これ、、、すごすぎる


そのノートには烏野に入っているメンバーの人物やその人の特徴がびっしりと書いてあった


研「こんなの、どうやって調べたの、、?!」


『うーん、中学の時の実績とかをネットで、、でも他にも色んな人が烏野にいるだろうし、ほんのちょっとの情報しかないから役に立たないかもだけど、、、』




研「もしかして、色々調べてたから寝不足だったワケ?早く寝ろってメールしたのn」

『少しでもみんなの役に立ちたかったから!私はこれくらいのことしか出来ないけど、初めての宮城で少しでも不安が取り除ければいいかなって思ったの』



、、!!!





初めての相手
増してや知らない土地






みんなが不安にならないようにここまでしてくれたのか



どんだけ出来たマネージャーなんだよ、



『あ、ごめんやっぱこんなの当てにならないしいらないよね!ごめ、』

研「あなたは人の分析が得意なのは知ってたけどここまでだとは思ってなかった




すごく助かるよ、ありがとう」



そう言ったらあなたはみるみる笑顔になって

『うん!!試合頑張ってね!』

と言ってくれた







あなたのおかげもあって
いつもより試合が楽しみになった