依頼をすればどんな人物も殺してくれる殺し屋がいるってことをウワサで聞いたことがある。 どうやら私はその人に拾われたみたいだ。 第1章　　1話~16話 ちょっぴり残酷な表現がはいります。

「なぁ聞いたか？また若い女がいなくなったそうだ。」 「きっとヴァンパイアたちの仕業よ。怖いわ！」 小さな村で夜な夜な女性の失踪が後を絶たない。 それは森の外れに住む「ヴァンパイア」彼らがさらって喰らうせいだと噂が立ち、村人達は毎晩怯えながら夜を過ごした。 ある者が言う。 「生贄を差し出そう」 村人達は話し合い、身寄りのない少女 リリーを犠牲にすることに決めたのである。 ヴァンパイアの花嫁になったリリーと、館に住む7人の吸血鬼。危うい関係が導いた真実の物語とは_______________。 ※プロローグの時点で苦手な方は回れ右 ※長編/不定期更新/プロローグからの閲覧を推奨 表紙作者様/Twitter▹▸@mu_mashu

ビルとビルに挟まれ、一瞬足りとも太陽の光が、降り注ぐ事が無い一軒家が、有るのだが、そこで怪しげな商売をする者が居る。 　その者は、もののけや、妖なる者を自在に操り、筆に憑依させ、恋文を描くことが出来ると言う。 　怪しく詐欺まがいな商売をするヤツメと言う青年と、高校二年生の歴女の文華は、ひょんな事から出会う事になり、生まれて一度も彼氏など出来た事の無い文華なのだが・・・