……何?大介、
何で来るの……
いつもはそう思わないけど、昨日のことなどのことから家族全員が嫌い。
ま、悟りの彼には聞こえてると思うけど、
っ……
お嬢、今すぐそいつから離れてっ!!
はぁ?!
何?こいつ、
……わたしの"ただの"家族。
っ?!
へぇ…会っていきなり「そいつ」呼びっすか??
っ……
失礼すぎだよ、大介、
っ……お嬢っ!!
……何?
何なの?、ほんとに
……音桜、
"出かけようよ、僕と"
っ!!
やめろっ……
……るさっ……
いこ!!シュン!
(撫)さぁ、お手をどうぞ、お姫様?
っ////////
シュンの手を取り、外に出た。
(ニヤッ)
彼が、屋敷(大介)に危ない笑みをこぼしていることにも気付かずに…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!