― Jungkook Side ―
お昼すぎ、
ツアーへ向けて出発した飛行機の中…
機内での話題は
もっぱらあなたで持ちきり
まあ……
あんなメッセージ、送るだけ 送って
その後のメンバーたちのメッセージは
総スルー
…スルーっていうか
既読すらつかないから
言い逃げ?ㅎ
そんなかわいいこと
メンバーとのトークルームでやんないでよㅎ
今さら誰かがあなたのこと
好きになっても
報われなさすぎてかわいそうじゃん?
なんて、
自分の思考に呆れる
でもさ、
みんな
まだ数えるほどしか会ったことのないあなたの話で
あんなに盛り上がって
あなたのこと 大好きじゃん…
恋愛感情に発展したって おかしくないよ
そもそもジミニヒョンなんてさ、
なんかあるとすぐ
あなたと関わろうとするヒョンたち
ほんと、なんなの?
そりゃね?そりゃ……
魅力的、だよ?うちのヌナは
当たり前でしょ?
だって
僕を溺れさせてるヌナだよ?
知らない間にズブズブと…
底なしの沼みたいなところに足を踏み入れて
もう
抜け出せないんだから
抜け出せないのは
僕 ひとりで充分、だからさ
もう 僕以外誰も
ヌナの沼に近寄らせないんだから
……なるほど?
それは
いいアイデアかも、しれないな
ああ………これは
連れてこなくて正解、だったのかも
しれないな
あなたがここにいたら、
僕の感情がもっと忙しくなって
大変だよ…もう
──────────────────
いつも物語を読んでくださっているみなさん
いつも本当にありがとうございます
♡、☆、コメント、フォロー、
どれもすごくありがたくって、うれしいなあって
いつも思っています
この物語も佳境を迎えていて、もう少しで完結する予定でいますが
今、どうしても書けなくて
今日のこのチャプターをもって一旦連載をストップさせてください。
楽しみにしてくださっている方、
ずっと読んでくださっているみなさん、
本当にすみません。
詳しいことは5日付けの活動報告に記載していますので
(ふわっとしすぎて全然詳しくはないかもㅠㅠ)
ご一読頂ければと思います。
よろしくお願いします。
ミンジ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!