第147話

♪145 Head out
3,034
2023/05/07 01:00
― Jungkook Side ―



お昼すぎ、

ツアーへ向けて出発した飛行機の中…



ジン
ジン
ヤー今朝のあなたちゃん最高だったな
テヒョン
テヒョン
文字でまでかわいかったな〜、あなた♡
ホソク
ホソク
早速機内の様子写真撮って送っちゃお〜♪
ナムジュン
ナムジュン
…愛してるって…言ってたな…
ユンギ
ユンギ
ジョングギにだろ?それはㅎ
ナムジュン
ナムジュン
…いいですね、そんなことサラッと言ってくれる彼女
ユンギ
ユンギ
…どうした?ㅎ
ナムジュン
ナムジュン
いやっ// かわいいな、と…
ジョングク
ジョングク
………。
ジミン
ジミン
ㅎㅎㅎ
ジミン
ジミン
ジョングガ〜!顔、顔ㅋㅋㅋ
ジョングク
ジョングク
…顔がなんですか
ユンギ
ユンギ
すげぇ仏頂面だなㅎ
ホソク
ホソク
カシャッ📱
ジョングク
ジョングク
ホビヒョン勝手に撮んないでください。肖像権発生しますよ
ホソク
ホソク
ヤー ジョングガ〜!ㅋㅋㅋ
テヒョン
テヒョン
いいじゃん!結局あなたの最後のメッセージ、お前に向けてだったじゃん
テヒョン
テヒョン
しかもあんなとびきりの愛の言葉を全員に見えるように送ってくれるなんてさ
ジン
ジン
愛だねぇ…
ナムジュン
ナムジュン
どこで知り合ったんだ?あんな素敵な女性と…
ジミン
ジミン
ㅋㅋㅋ


機内での話題は

もっぱらあなたで持ちきり


まあ……

あんなメッセージ、送るだけ 送って

その後のメンバーたちのメッセージは

総スルー


…スルーっていうか

既読すらつかないから

言い逃げ?ㅎ


そんなかわいいこと 

メンバーとのトークルームでやんないでよㅎ


今さら誰かがあなたのこと

好きになっても 

報われなさすぎてかわいそうじゃん?


なんて、


ジョングク
ジョングク
……、ㅎ


自分の思考に呆れる


でもさ、

みんな

まだ数えるほどしか会ったことのないあなたの話で

あんなに盛り上がって


あなたのこと 大好きじゃん…

恋愛感情に発展したって おかしくないよ

そもそもジミニヒョンなんてさ、


ジミン
ジミン
ジョングガ?
ジョングク
ジョングク
ビクッ
ジミン
ジミン
…?なに?考え事?ㅎ
ジョングク
ジョングク
いや……
ジミン
ジミン
……あなた、大丈夫そう?
ジョングク
ジョングク
え?
ジミン
ジミン
寂しがってたんじゃない?お前と暫くの間離れ離れになること
ジョングク
ジョングク
……うん。大丈夫では…なさそう、だったかな
ジョングク
ジョングク
でも言わないんだよ
ジミン
ジミン
何を?
ジョングク
ジョングク
寂しいって……僕に言わなかった
ジミン
ジミン
……言ったら余計に寂しく感じるからじゃない?
ジョングク
ジョングク
それは…そうかも、しれない けど
ジミン
ジミン
けど?
ジョングク
ジョングク
ただでさえも我慢っ、…してることのほうが多いだろうから…自分の気持ちまでは我慢してほしくない…
ジョングク
ジョングク
寂しいって気持ち、我慢しないで僕にぶつけてほしかった
ジミン
ジミン
……、
テヒョン
テヒョン
あなたはなんにも我慢なんてしてないんじゃない?
ジョングク
ジョングク
っえ?
テヒョン
テヒョン
だってさ、2人にとっての普通を作っていこうって言う人だよ?
テヒョン
テヒョン
僕たちからしたら我慢させてるって感じることですら、これが普通〜って…思ってそうじゃない?ㅎ
ジミン
ジミン
あははっ、そうだな
テヒョン
テヒョン
あなたが寂しいって言わないのは…言えないとかじゃなくてあえて…言わなかったんだと思うよ?
ジョングク
ジョングク
……なんで、
ジミン
ジミン
お前があなたに仕事辞めてほしいって言わなかったのと一緒だよ
ジョングク
ジョングク
えっ
ジミン
ジミン
尊重したいし…応援、したいんだろ?
ジョングク
ジョングク
それは当たり前っ、
テヒョン
テヒョン
あなたもお前の仕事に対して同じように思ってるってこと
テヒョン
テヒョン
だからあの子が寂しいって言わなかったのも当たり前なんだよ
ジョングク
ジョングク
………、でも隠れて泣くくらいなら言ってほしいんだけど!?
ジミン
ジミン
まーそれは確かにな〜ㅎ
ジミン
ジミン
1番身近な友達頼みの綱の俺も…今回ばかりは傍にいられないからな
テヒョン
テヒョン
その分お前も俺も、全力でコンサートやってあなたんとこ胸張って帰れるように頑張るしかないんじゃないの?
ジョングク
ジョングク
…僕はそれはそうなんだけど、ヒョンは関係なくない?
テヒョン
テヒョン
なんでっ!僕だってあなたの待つ家に帰りたい!!
ジミン
ジミン
ㅋㅋㅋ
ユンギ
ユンギ
なんか始まったぞㅋㅋㅋ
テヒョン
テヒョン
僕だってあなたに癒やされたい!あの子の美味しいごはん食べたい!!
ジン
ジン
お?あなたちゃんは料理上手なのか?
ジョングク
ジョングク
じょうず、
テヒョン
テヒョン
めちゃくちゃ上手!!何食べても美味しい!!
ジョングク
ジョングク
なんでテヒョンイヒョンがそんな力説するわけ…?僕が彼氏、
ジミン
ジミン
ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ
ジン
ジン
ヤー、帰国したらジョングギの家で打ち上げだな!ㅋㅋㅋ
ジョングク
ジョングク
なんっ、
ジン
ジン
一緒に料理してみたい、あなたちゃんと
ユンギ
ユンギ
いいね、俺もなんか作るわ
ジミン
ジミン
あ♡俺あなたと一緒にラーメン作ったことある♡
ナムジュン
ナムジュン
なにっ、それはどういう状況で…、
ジミン
ジミン
それがさ〜ㅎ 聞いてよナムジュニヒョンㅋㅋㅋ
ジョングク
ジョングク
……、
ホソク
ホソク
ジョングガ?
ジョングク
ジョングク
…なんですか
ホソク
ホソク
あなたちゃん、甘いもの好き?お酒は?化粧品どんなの使ってるの?
ジョングク
ジョングク
…ホビヒョンは何を企んでるの…?
ホソク
ホソク
企んでないよ〜!ㅋㅋㅋ お土産の目星つけたいなと思ってさ?
ジョングク
ジョングク
…それを企んでるって言うの
ホソク
ホソク
喜ばせたいじゃん!
ジョングク
ジョングク
それは僕がやるんで…
ジミン
ジミン
ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ
ジミン
ジミン
俺もお土産考えないとな〜♪
ジョングク
ジョングク
……はあっ!チンッチャ!!!


なんかあるとすぐ

あなたと関わろうとするヒョンたち


ほんと、なんなの?


そりゃね?そりゃ……

魅力的、だよ?うちのヌナは


当たり前でしょ?

だって

僕を溺れさせてるヌナだよ?

知らない間にズブズブと…

底なしの沼みたいなところに足を踏み入れて

もう

抜け出せないんだから


抜け出せないのは

僕 ひとりで充分、だからさ


もう 僕以外誰も

ヌナの沼に近寄らせないんだから


ジミン
ジミン
こりゃツアー終わったらほんとにお前んちで打ち上げだなㅋㅋㅋ
ジョングク
ジョングク
ヤなんだけど……
ジミン
ジミン
ㅋㅋㅋ
ジミン
ジミン
全員に喘ぎ声聴かせてあげたら?
ジョングク
ジョングク
そんなことするわけっ、……



……なるほど?


それは


いいアイデアかも、しれないな


ジミン
ジミン
今、いいアイデアって思っただろ?ㅋㅋㅋ
テヒョン
テヒョン
…僕あれ以来、暫く頭からあなたの声消えなかったんだけど
ジミン
ジミン
……抜いた?ㅎ
テヒョン
テヒョン
……、抜いたㅎ
ジョングク
ジョングク
やめてよ!!ほんと最低!!
テヒョン
テヒョン
あー今思い出させないでよ
ジミン
ジミン
ふはっㅋㅋㅋ
ジョングク
ジョングク
思い出して勃たせるの禁止!!マジでやめて!!



ああ………これは

連れてこなくて正解、だったのかも

しれないな


あなたがここにいたら、

僕の感情がもっと忙しくなって

大変だよ…もう












──────────────────

いつも物語を読んでくださっているみなさん
いつも本当にありがとうございます
♡、☆、コメント、フォロー、
どれもすごくありがたくって、うれしいなあって
いつも思っています


この物語も佳境を迎えていて、もう少しで完結する予定でいますが
今、どうしても書けなくて
今日のこのチャプターをもって一旦連載をストップさせてください。

楽しみにしてくださっている方、
ずっと読んでくださっているみなさん、
本当にすみません。

詳しいことは5日付けの活動報告に記載していますので
(ふわっとしすぎて全然詳しくはないかもㅠㅠ)
ご一読頂ければと思います。


よろしくお願いします。

ミンジ





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