学校に行くため森の中を歩いて行く
歩くとカラダに痛みが走る
いくら手当をしたからといって
すぐに痛みが引く訳では無いのは当然だが
歩くだけで痛むとなると厄介だ
流石に狐桜をを抱えることも出来ないため
狐桜には自分で歩いてもらっている
学校に着き狐桜には学校が終わるまで
好きな所に行っててと言い教室に入る
教室の中を見回し夏目貴志がいないか確認する
どうやらまだ来ていないみたい
まだ来ていないと分かればどこか安心する…………
自分の席に座り気がつけば眠ってしまっていた
教室に入り席の後ろにあなたが寝ているのを見た
昨日は田沼とも話したが一度
あなたと話をしておじさんの事とかを聞きたかったが
疲れてるのか?
そんな事を思いあなたを見ていると
腕に何かが見えた
肩に腕を回され西村達に見ているのを見られたらしい
それじゃあさっき見えたのはやっぱり痣………………
チャイムの音が聞こえ目が覚める
まだ眠い……………………
今日の休み時間は夏目貴志と昨日見た男の人が話しかけてきた
色々聞かれるのは好きじゃない
それにおじさんの話もしてくる
2人に話しかけられその場から離れたり無視をしたりそんな事を繰り返してた
学校が終わり門の前にいる狐桜と一緒に帰る
行く時と同じように狐桜には歩いてもらって
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。