第2話

隠し事
1,265
2018/12/29 14:59
私は今日初めて会った人に告白された。
あなた
あなた
え?
三浦春馬
三浦春馬
笑笑。僕も驚いた、初めてだから。
今日初めて会った人に一目惚れなんて…
あなた
あなた
あ…あの?本気……?
三浦春馬
三浦春馬
うん。いきなりだったね笑ごめんごめん。
返事、いつでも大丈夫だから。
彼はお皿を持ってキッチンに行く。
皿洗いしている彼を視界に入れながら、返事を考える。
……
しばらくして、彼が手を拭きながら戻ってくる。
お菓子の袋など片付け始める。
三浦春馬
三浦春馬
こんな夜遅くまでお邪魔しちゃってごめんね
あなた
あなた
あ…あの!
私が勇気をだして引き止めると、彼は初めて会った時と同じ笑顔で笑っていた。
あなた
あなた
わ…私で良ければ……よろしくお願いします。
恥ずかしくて下を向くと…彼の大きな体に包まれる。
三浦春馬
三浦春馬
本当?……良かった。よろしくね。
あなた
あなた
う…うん!
私も抱きしめ返す。
こんな経験なんてありえないだろう。初めて会った人と1日目で付き合うなんて…
三浦春馬
三浦春馬
じゃあ泊まってって良い?
え?!
この人さっきからとことん積極的過ぎないかな??
三浦春馬
三浦春馬
え、あ、今家にソファとか布団とか無くてさ…
あなた
あなた
それなら…どうぞ。。
三浦春馬
三浦春馬
ありがとう。
彼はそう言うと、パジャマとか持ってくるねって一旦家を出た。
はぁ……自分も何してるんだろう。大丈夫なのかな。。
私は不安で不安で仕方がなかった。
私は彼の忘れ物?を見つけた。
そこには若い男性が3人居る写真。
これって春馬さん?でも写ってる男の人……

すると、玄関が開く音が聞こえた。
私は写真を小物入れに隠した。
三浦春馬
三浦春馬
良かった…あなたちゃん優しい人で(笑)
あなた
あなた
そうかな…?
三浦春馬
三浦春馬
うん。あ、お風呂先入るね?
大丈夫?
あなた
あなた
いいよ!行ってらっしゃい
彼はパジャマを持ってお風呂へ向かう。
私はソファの上に寝っ転がってさっきの写真を見る。

この男の人達…。
滝川組?組…組…ヤクザ?!いやいや…でもなんで春馬くんがこの写真を?
私は夢中になって見ていると、写真が行き良いよく、取られた。
三浦春馬
三浦春馬
ごめん、落としたみたいで(笑)
彼の微笑みはさっきとは違う。
やっぱり勝手に見て怒った…?
あなた
あなた
ご……ごめんね!見ようとは思わなかったんだけど。
三浦春馬
三浦春馬
しょうがないよね。あれ、真ん中に居るの僕なんだ。
あなた
あなた
え?
三浦春馬
三浦春馬
僕さ、5年前までヤクザの組長だったんだ。
あなた
あなた
え…?え?!
組長って…リーダー、?
三浦春馬
三浦春馬
そう。(笑)
驚かせてごめんね
あなた
あなた
う…ううん……
三浦春馬
三浦春馬
だからあんまり女の人とも関わってこなかった。
僕の事嫌いになった?
あなた
あなた
え、?そんな事無いよ!
ちょっと驚いたけど…ちゃんと話してくれたし…
三浦春馬
三浦春馬
良かった…あなたは本当に優しいから……
彼の体は暖かくて、私と同じシャンプーの匂いがした。
あなた
あなた
じゃ…じゃあ私もお風呂入ってくるね?!
三浦春馬
三浦春馬
うん。行ってらっしゃい
私はパジャマを持ってお風呂へ向かった。
彼の笑顔が消えていたのに気づかないまま。

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