第4話

初デート
1,109
2019/01/01 05:26
目が覚めると隣にはもう彼は居なかった。
あれ?着替えに行ったのかな?
時刻は8時半。
すると、キッチンから物音が…
三浦春馬
三浦春馬
あ、起きた。もう僕着替えて来たよ?(笑)
はい。朝ごはん
彼はもうカッコイイ私服に着替えてテーブルには美味しそうな料理が並んでいた。
あなた
あなた
ご…ごめんね。
三浦春馬
三浦春馬
ううん。可愛いい寝顔見せてもらったから
彼は悪戯な笑顔で笑った。
私は朝食を完食すると、彼がお皿を片付けている間に私は着替えて、化粧や髪の毛を整えた。
三浦春馬
三浦春馬
私服初めてだから…緊張するよ(笑)
あなた
あなた
あ、そっか(笑)
彼は照れくさそうに笑って、私の手を握った。
三浦春馬
三浦春馬
良し!どこ行こっか?あなたの好きなところ行こ!
彼と手を繋ぎながら家を出て彼の車に乗る。
行き先はショッピングモールと決めて、春馬くんの運転で向かう。
途中途中で、彼の運転している姿を見るとかっこよ過ぎて胸がドキドキしていた。
三浦春馬
三浦春馬
はい!着いた〜。あんまり運転中に見られると照れるね(笑)
あなた
あなた
え、あ、ごめん…
ショッピングモールに入ると手を繋いで店を巡る。
すると、、
三浦春馬
三浦春馬
2人で何かお揃いなのとか買う?
あなた
あなた
いいね!何にしよっか…
三浦春馬
三浦春馬
マグカップとか…定番?(笑)
可愛らしい青と赤のペアマグカップ。
私達は即決して買ってしまった(笑)
色々と買って、いつの間にか私達は同棲するんではという程の買い物した。

少し疲れたのでガーデンで休憩する事になり、彼はアイスクリームを買ってくると言ってお店へ向かった。
?「へぇ、てめぇが組長の女?」
すると、ガラの悪い男達が私を囲む。
あなた
あなた
え?…あの…
?「いい女貰いやがって…ちょっと来いや」
私は腕を引っ張られ、人目の少ない所に連れて行かれた。
あなた
あなた
やめて……!
?「あの組長には散々な目に合わされてきたんだよ。だから組長の女をボロボロにしたらおもしれぇだろ?」
私は行き良いよく床に叩きつけられた。
腕を掴まれ、馬乗りにされた。

その瞬間。男の人達のやられる声が聞こえた。
?「誰にやられた!?」
三浦春馬
三浦春馬
てめぇら何してんだ
そこには、見た事の無い春馬くんが居た。
指を鳴らすと、男達に向かって殴り掛かる。
私の上にいた男を壁にぶつける。
三浦春馬
三浦春馬
おい、タダで済むと思うなよ。
てめぇの首が飛ぶと思っとけ
すると、彼は何故持っていたか知らないけれどポッケから小刀を出し男の掌に刺した。
春馬くんはそのまま男を離すと、男は手をかばいながら逃げていった。
三浦春馬
三浦春馬
ごめんね……あなたに怖い思いさせて。
春馬くんはあの優しい笑顔で私を抱きしめる。
あなた
あなた
ううん…でも…なんで小刀なんて
三浦春馬
三浦春馬
つい…癖でね。何かあったらって毎回持ってるんだ。
私は彼と元の場所に戻り、荷物とアイスを持って帰る事にした。
家に着くと、彼は自分の部屋に帰り、私も自分の家に帰った。
何故か少し、寂しく感じてしまった。
すると、隣の春馬くんの家から声が聞こえてきた。
私は気になって耳を壁につけた。
三浦春馬
三浦春馬
おい、今日お前らの所の奴らが俺の女を襲って来たんだけど、どういう事?
いつもの春馬くんでは無かった。多分あの人達の所に電話しているのかな…
三浦春馬
三浦春馬
謝っても意味無いんだよね。
だから、俺の元部下達に言っといたから。
潰しといてって…
彼の電話の受話器から、騒ぐ声が聞こえる。
春馬くん……
三浦春馬
三浦春馬
じゃあ。さよなら
すると、春馬くんの部下なのか。
片付け終わったという声が聞こえた。さっきの騒ぎは殺られてしまったのか……

私はソファに座って考えながらテレビを見た。
三浦春馬
三浦春馬
またお邪魔するね。
玄関から声が聞こえる。
彼の手には沢山のアイス。
三浦春馬
三浦春馬
今さっき買った、皿使おっか?
あなた
あなた
うん!
彼はお皿にアイスを盛り付け、私の隣に座る。
私達はアイスを食べる。
三浦春馬
三浦春馬
もう、あんな怖い思いしないから安心して?
あなた
あなた
春馬くんさ…もうやめたんでしょ?
三浦春馬
三浦春馬
まぁね
あなた
あなた
だったら…もう連絡取るのやめてよ。
怖いよ……春馬くんが
三浦春馬
三浦春馬
そっか。ごめんね。
彼は私の顔見ずにアイスを食べながらそう言った。
あなた
あなた
春馬くん…!なんで…いつもの笑顔は?
すると、彼は私をソファに押し倒す。
あなた
あなた
は…春馬くん?!
三浦春馬
三浦春馬
あなた…僕の全て愛してくれるんでしょ?
あなた
あなた
そ…そうだけど…
三浦春馬
三浦春馬
好き。
彼の真っ直ぐな視線に私は何故か…
あなた
あなた
私も好き。
初めて彼に好きと伝えた。
私達のアイスはもう…溶けていた。

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