WESTのみんなへ
まず最初に、5年間一緒に頑張ってくれてありがとう。
みんなも知ってると思うけど、最初はあなた、WESTやる気全くなかってんw
今だから言えることかも知らんけど、5人って言われた時どうしていいか分からんくて。1人で部屋出て泣いてた。あなたを除く7人で夢見ていたはずのデビューが叶わなくて、あなたがぶち壊しにして、なにきんのみんなを裏切って、先輩達を裏切ったっていう事実を突きつけられて申し訳ない気持ちと戸惑いだけが頭の中回ってた。
カウコンの日、あなたはまだ小学生であの時間は自分の部屋にいた。デビュー発表も見たくなくて嫌で嫌で仕方がなかった。でも、流星が諦めなかったから、流星が頑張ってくれたから8人でデビューできて。流星には感謝しかないねん。
なんであなたがWESTになるって決めたのは言ったことないねん。ホンマは、最初保留にしてて曖昧やったけど、7人でって決まった時に決めた。7人やったら夢ぶち壊すんもっと嫌やったから。せやからWESTに入るって決めた気がする。
でも、ええじゃないかの時、ソロ沢山貰ったのホントは濵ちゃんとともくんと流星にあげたかった。他の衣装のキラキラだって3人にあげたかった。あなたなんてどうでもいいから7人が報われて欲しかった。
気がついたらみんなのことしか思えなくなってきてた。そうやって好きにさせてくれたから今こうやって一緒にいられるんだなって思ってる。
中2まで関ジュにいても、いつも気遣ってしょっちゅう連絡してくれたり、番組側に頼んでテレビ電話でもいいから出さしてくれってお願いしてたこともあなたは知ってるで?結局あなたはダメダメだって思ってた時も絶対にあなたを励ましてくれて、ホンマに救われた。
関ジュのみんながあなたを後押ししてくれたから、あなたがWESTになって、WESTを好きにさせてくれたからここで楽しく仕事ができていて、みんなで支え合いながら頑張れてる。
いつまでもみんなと一緒にいたい、そうやって思わせてくれるみんなが大好き。
他にも言いたいことあるけど、雑誌の撮影で話したから、次の撮影の時に見てね。
最後に、いつも迷惑かけでばっかで大事な時に体調悪くするけど、これからもよろしくな。あなたにできることなんて全然ないのに、頼りにしてくれてありがとう。
あなたより
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。