あの人って誰?って思った方。
そう、私の過去に関わる人
なんでまた来たん?泣きそう
ファンレターで、またアンチが半端じゃなくなってん
90%はちゃんとしてるんやけどさ
10%がアンチで
しかも、前と同じ人達
小学校時代から同じ学校だった人達
なんで?
口で言える気もしーひんかった
みんなの顔色が一気に変わった
仕事の合間に読んでたから、家にも帰れへんし
泣きたいと言うよりも、自分を責めるしかなかった
あなた、アイドルなんやから頑張らなあかん
夜
結局カメラマンさんから色々言われて頑張ったけど、辛かった
こんなことしてあなたは何になるんやろう?って考えてたら、ホンマに分からんくなった
自分の居場所が分からんって辛いんやで?
そのままあなたの部屋にこーちゃんを呼んだ
こーちゃんにしかこんなこと言えないし
こーちゃんに頼るしかないねん
こーちゃん、ありがと
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。