第24話

救助要請*
1,522
2020/03/22 05:15
健人side


あなたちゃんから菊池に勝利の近況報告が届いたらしい。


取材場所が違うため、スクリーンショットが送られてきた。
中島健人
あれ、あなたちゃんから?
しかし、その後すぐあなたちゃんから連絡が来た。


内容は勝利のベッドに引きずり込まれたこと、力では勝てないから帰ってきたら助けてほしいとのことだった。



たぶん………いや、ほぼ勝利の甘えん坊モードが入った事がきっかけだろう。
中島健人
(LINE)
了解。


もしまた変化あったら連絡ちょうだい。
返事を打って、仕事に向かった。 



今日の仕事はあと2つ。。






































中島健人
お疲れ様ですー。
仕事が終わると楽屋の荷物をまとめて駐車場に行く。



いつもはもうちょっとゆっくり支度をするが今日は荷物をまとめてすぐに楽屋を出る。



駐車場に向かうエレベーターの中でスマホに連絡が来ているか確認するが、連絡は来ていなかった。









いつもの道を通ってシェアハウスに向かう。



いつも以上に信号に引っかかっている気がする。

































安全を最優先で駐車場に停めるとほかのメンバーの車がまだなかったことから自分が仕事組の一番だと感じた。



手洗いうがいをして、荷物を自分の部屋に置いてから勝利の部屋に向かう。
中島健人
あなたちゃん、勝利ー?
部屋の扉をノックして入るとベッドが膨らんでいる。


ベッドの傍に行くと、タイミングよく目を覚ましたあなたちゃんと目が合う。
あなた
あ、健人くん。


おかえりなさい。
中島健人
ただいま、あなたちゃん。
あなた
早速ですが助けてください。
寝ぼけているようなとろんとした目、ちゃんと言っているつもりだろうが舌っ足らずのような言い方に笑ってしまいそうになる。



布団をめくると勝利の腕があなたちゃんをがっちりつかまえていた。
中島健人
勝利!



起きろ!
病人を起こすのは良くないが一瞬だけ起きてもらい、その間にあなたちゃんに抜けてもらおうと考えたが、全然起きない勝利。


残る手段はひとつしかない…………





















中島健人
あなたちゃん………
あなた
はい………?
俺の言葉に返事をするあなたちゃん。






俺が考えたもうひとつの手段は…………
作者
40件のお気に入り登録、





107件のハート、ありがとうございます!!







特に昨日の物語にハートを押してくださった方が多くて作者、とても嬉しいです😂😂



今日もお読みいただき、ありがとうございました🥺

プリ小説オーディオドラマ