「明日は全員登校するように」と一颯先生からメールがあった。あってもなくても学校には行くつもりだ。
返事がないのは分かっているがつい癖で言ってしまう
学校につき、教室に向かって歩いていると、宇佐美さんと魚住さんが一颯先生の荷台に積んでいた荷物にぶつかっていた。
そのあと直ぐに茅野さんが、話しかけていたが断られたのかそそくさと教室へ行った。
乗せ終わると
あんな荷物、今更準備してなにするんだよ、長生き出来る訳でもないのに
ガラガラ
そんな悪口、もう聞き飽きた。後ろのドアに人が群がっている。どうせ開かなくなったのだろう。あんな人数でやってもあかないものはあかないのに。
後ろにいた人たちも席につき始める
そういった瞬間
須永さんが一颯先生を蹴っていた。でも、受け身を少しとっていた気がする
来て悪かったか?
嫌な予感がする
当たった。
皆が笑う。多分私だけだ。今、真面目に考えているのは。こいつらがバカなのは今に始まったことじゃない。
水越さんもうさん付けなんてしなくていいか、水越の言葉に周囲からはヒューヒューと歓声が上がる。煩い
クラスメイトは皆笑っている。うるさい
何故か手を引かれる
ドンッ
皆の視線が刺さる。当たり前か、甲斐を思いっきり突き飛ばしたのだから。
(気持ち)【状況】
トンッ
茅野side
急に十六夜様が狂ったようにうるさいと言ったあと、先生が首を叩いて気絶させた。状況が読み込めない。人質にされて、甲斐くんに連れていかれそうになった十六夜様が甲斐くんを突き飛ばして、石倉くんや須永くんも突き飛ばして柊先生に気絶させられた。わからない。
あなたside
トコトコ
一人暮らしで良かった
お母さんの耳にこんなことが入ったら、、、考えただけでも恐ろしい
一颯先生の胸ぐらを掴んでいる。一颯先生は胸ぐらを掴んでいた甲斐の手を捻り教卓の上に組み敷く。
甲斐のポケットからサバイバルナイフを取り出して
中尾や石倉、須永も一颯先生に挑んで負けて、倒れる。弱っ
宇佐美の質問に丁寧に答えた。
先生に殴りかかろうとするが逆に押し倒される。
甲斐の顔の真横にナイフを刺す。ハハッ面白い。
嫌な予感がするから先に藍にLINEしよ
--------LINE--------
藍は深く聞かないでくれる。とても有難い。因みにこれは3秒間です。
ドカァーン
これやばい
ゴクッ
--------キリトリ線--------
長引いてすみません。因みに、あなたさん、はお嬢様、いじめは無視ではなく、大体が暴力などです。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。