第2話

🐻 未練
1,704
2023/05/08 10:22 更新


彼は何故、俺を振ったのだろう。






テヒョンは自宅の薄暗い寝室に1人、ベッドに

腰掛ながらぼぅっと目の前の空間を見つめていた。


テヒョン
テヒョン
…………っ



頭の中を無にしても、テヒョンが思い出すのは

付き合っていたころの彼との情事。






テヒョンのナカを暴れ回る、長くて美しい指、

えっちなことを囁いてくる口、

テヒョンの舌をどこまでも追いかける舌、

テヒョンの顔を見ると妖艶に細くなる瞳、



大きくて、太くて、長くて、奥まで届くモノ。

ダンスで鍛え上げられた上手すぎる腰遣い。


テヒョン
テヒョン
…ほそぎ、ひょん…



彼の名を呟くたびに過去の熱くて甘い情交が

フラッシュバックし、テヒョンの下半身は

彼を求めて主張を始めてしまう。

嗚呼、切ない。


テヒョン
テヒョン
はぁ…



テヒョンはため息をつくと、

ズボンと下着をずらして自分の昂りに手をかけた。

そのままゆるゆると上下に扱く。

テヒョン
テヒョン
っん…///




「…テヒョン」






ふと、彼の声が聞こえた気がした。



テヒョンはそれをいいことに、

彼の声をおかずにして必死に手を上下させる。



テヒョン
テヒョン
っ…ひょぉん……//






「…かわいいね」





彼が情事いつも言ってくれていた言葉。

テヒョンは、彼がしてくれていたように

自分の弱いところ…カリ首や裏筋のあたりを

執拗に攻め上げる。


テヒョン
テヒョン
っあ!ひょん!そこっ!そこぉ!


ぬるぬると先走りをまとわりつかせて撫で上げ、

手の動きを早めながら昂りを絶頂へ導く。




自分の手を彼の手だと思って自慰をするテヒョン。


テヒョン
テヒョン
んぅ~~!!!いくっ!ホソギヒョン!
おれもういっちゃうぅ~~!!//


テヒョンはぎゅっと目を瞑って絶頂を迎え…

ようとした。




「…まだだめ、テヒョン」







彼の声とリンクして、テヒョンの手が止まる。

寸止めをくらった昂りは、ピクピクと震えていた。




テヒョン
テヒョン
ふぇ…ぃや…だしたいよぉ…





「…出したいなら、おねだりして?」





テヒョン
テヒョン
んぇ…やだぁ…恥ずかしいよぉ…///



「…ふーん、ならもうおしまいね」



「1人できもちくなってれば?」



テヒョン
テヒョン
いやっ!ホソギヒョン!する!
おねだりしゅるからぁ!!



「…わかった、じゃあやってみてよ」




「ちゃんと聞いててあげるから」



彼の声が、心なしか意地悪に聞こえる。

テヒョンは顔を真っ赤にしながらこうねだった。


テヒョン
テヒョン
んぅ…ホソギヒョンの手で…
いっぱいいかしぇてくださいっ!///



「……合格♡」



彼がそう言うと、

テヒョンは手を激しく上下させた。

先端をぐりぐりと刺激し、

ぐちゅぐちゅと音を立てながら擦る。




彼の意地悪な微笑みが見えた気がした。


テヒョン
テヒョン
っあ~~~♡♡♡ほそぎひょっ♡♡
やらぁ!やらのにっ!すきっ!しゅきぃ!
テヒョン
テヒョン
んぁあああ~~~っっっ!!!ビクッビクッ



テヒョンは白濁を撒き散らしながら絶頂した。



テヒョンは、絶頂から戻って来られない感覚に

襲われ、体をピクピクと痙攣させながら

熱い息を吐いた。


テヒョン
テヒョン
ぁあ…ん…ビクッ!らめぇ…まだいってゆ…



「ふふ、まだ出てるね…かわいい…」


「もっといじめてあげる」


テヒョン
テヒョン
…っへ?だめ!いったばっか…
ぁあんっ!ビクンッ!!



彼がそう呟くと、テヒョンはイったばかりなのにも

かかわらず手をゆっくりと上下させる。

止まらない快感に、テヒョンは身を

ぶるりと震わせ、彼に懇願した。



テヒョン
テヒョン
んんぅ~♡ひょ…んぅ!おねがい…
もう…いったからぁ…それやめてぇ…///



「ふふ、テヒョン?知ってた?」


テヒョン
テヒョン
な…にぃ…?あんっ♡



「一回出したあとすぐにゆっくりすると、

 潮吹きできるんだって…」


テヒョン
テヒョン
んぇっ?!しおふき…?むりっ!
おれ…やったことないもん…!



「大丈夫、ヒョンを信じて…」


彼はそう言う間にも、手を動かし続ける。


テヒョン
テヒョン
しょんなぁ…ぁんっ!まっ…て!
ほんとにっ…んんっ!きちゃうっ!



「いいよ?そのまま俺に全部委ねて…」


テヒョン
テヒョン
ほんとにっ…!!やめ…!あぁ!
だめっ!…んん~~っ♡♡♡っひぃ~!
テヒョン
テヒョン
くるっ!もうっ…らめぇ!!!
ぅあああああぁぁぁああぁっっっ♡♡♡



プシャアアアアッと卑猥な音を立てながら、

テヒョンの昂りから大量の潮が吹き出た。


テヒョン
テヒョン
ぁあん…いやぁ…///
しお…ふいちゃった…///



「ふふ、テヒョン頑張ったね…かわいかったよ」




彼にそう言われたテヒョンは

潮を吹いた直後で意識が朦朧としてきた。


ベッドにどさりと背中を預け、四肢を投げ出して

だらんと脱力する。


テヒョン
テヒョン
…っはぁ…ホソギヒョン…



微睡んだ意識の中、テヒョンは天井を仰ぎながら

彼の名を呼ぶ。

事後独特の倦怠感がテヒョンを襲った。



テヒョン
テヒョン
っぐす…ホソギヒョン…
おれ、どうしたらいいの…



テヒョンが涙を流しながらそう問うても、

返事が返ってくることはなかった。

テヒョンはそのまま深い眠りへと落ちた。








end

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