第2話

事故_#
784
2025/01/19 10:24 更新
君は、写真が好きだったよね。










常にカメラを持ち歩いてさ、
jp_#
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なんでそんなに写真好きなの?







一度、聞いたことがあった。











(なまえ)
あなた
写真ってさ、
思い出全部、なんでも残るじゃん?


(なまえ)
あなた
どんな綺麗な景色も大事な思い出も、
なんでも一枚の紙にうつされる



(なまえ)
あなた
すっごく素敵なことじゃない?ニコ
満面の笑顔で言う君と








背景の茜色の夕陽がよく映えていた。








君の両親がカメラマンで









貰ったカメラをずっと大事に持ってたよね。










(なまえ)
あなた
私の宝物なんだ!
そう言って笑う君は










俺の心から、俺の瞼の裏から剥がれることは1度もない












そしてまた、そんな君が好きだった。












ずっと、カメラと一緒で、写真が大好きで、












ずっと俺が好きなあなたの下の名前だと思ってた







そう、思ってた、。勘違いしてたんだ。













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え、あなたの下の名前、カメラは、?





(なまえ)
あなた
。




(なまえ)
あなた
もう、写真なんて撮らない。
jp_#
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え、





(なまえ)
あなた
カメラなんて要らないし。






(なまえ)
あなた
じゃ、
jp_#
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ちょっ、あなたの下の名前ッ!!



俺が掴んだ君の腕は









俺が知ってるよりもずっと白く、ずっとずっと細かった











なんであんなことになったのか、。












それはあなたの下の名前の両親が事故でなくなったからだろう。












家族で旅行した帰りの事だったらしい。











両親を亡くし、あなたの下の名前だけが残ってしまった












それから君は変わってしまった。









俺の知ってる君じゃなくなった。












もうッ、















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俺の知ってるあなたの下の名前じゃないんだ、ッ!
 









それから数日後のことだ。












君が事故の後遺症で











記憶喪失になったのを知ったのは、。

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