中島side
さっき、楽屋で山ちゃんたちを待ってたら俺の圭人のたった1件のLINEが来た。((
岡『ねぇ、みんなぁ?』
全-岡.山.知.有『ん〜、?』
岡『山ちゃんと大ちゃんと知念が女の仔2人連れてくるんだって〜、』
八『え、なんで、笑』
岡『なんか裕翔に話があるんだって、』
髙『え、裕翔なんかしたの?笑』
中『いや、何にもしてないよ!?笑』
薮『じゃぁ、ふぁん?笑』
伊『いや、山田が連れてくると思う?笑』
全-伊.山.知.有『いや…ないな。』
中『で、その2人の女の仔のうちの1人が話があるの?』
岡『そうみたい。』
中『…名前は、分かる?』
岡『佐那河あなたちゃんと、阿樹真 来色珠ちゃんだって、』
中『…ぇ、…?』
…佐那河…あなた…
…阿樹真…?来色…珠…
何か聞き覚えのある名前だと思ったんだ…
…そうだ、…
俺の…妹だ…
薮『裕翔、どうかしたのか?』
中『いや、別に、笑』
伊『なんか隠してんの〜!?(』
中『隠してないわ、笑』
伊『えぇ、…しょぉもなぁい、…(』
…どうしよう。
でも、、あなたと、山ちゃんって同じ学校…、、?
山『同じ学校だよ、〜?』
…え、もぉ来たの?
佐『…ぇっ、…と、…お邪魔…します、…』
…この声…この雰囲気…性格、…重度な人見知り…男嫌い
顔も全部。
何も変わってない…
……首からぶら下げてるカメラ…バックについてるお揃いのキーホルダー…
やっぱり、…あなただ、。
その隣にいる仔…
来色ちゃんも変わってない…
心配性で、…あなたに過保護で、しっかりしてて…あなたのことが大好きな来色珠ちゃん…
伊『こんにちはっ!可愛いね、!(』
阿『こんにちはっ!』
佐『…こん…にちは…』
佐『…お、…兄ちゃん…』
全-中.佐.阿『お兄ちゃん!?!?』
久々だ…親が離婚して1回も会ってないから心配だった、
だって…昔は俺がいなきゃなんにもできなかったから、。
でも
…気の強そうなところに変わりはない。
中『2人とも、…おっきくなったな…笑』
山『ちょっとゆーてぃー!?』
そう声をかけると安心そうにするあなた、
よっぽど怖かったのかな、笑
…まぁ、…驚いてるメンバーはほっといて…((
来色ちゃんは、くすくす笑って『あなただけはあの頃から変わってませんよ、ずーっと、時が止まってます。笑』とだけ言った、
でも、その後に…
『ちょっとずつ、…変わったと思います。笑』と、軽く微笑んであなたを見た。
そしたらあなたは頬を赤くして『うるさぃ…』と、訴えていた
やっぱ仲いいんだな、と分かったところで本題が切り出された、
佐『あ、…の、さ、…
すごぃ、…言い難いんだけど……
お話…したい…』
すごい言いにくそうに言うあなたを見て、『いいよ』の言葉しか出なかった。
中『いいよ、?』
佐『良かった…。』
中『外、出る?』
佐『ん〜んっ、…来色にも知って欲しいし…山田くんとも、絡むと思うから…。ここでいーよ、』
中『…じゃぁ、…話そっか。』
…あなた、なんでも聞いてやるから、昔のことから今までのことまで。全部…打ち明けていいんだよ。…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。