第4話

若返っちまった(たつはるr18)
1,206
2021/03/28 03:12
晴人
晴人
今度は若返りました〜
達也
達也
お前は多分どっかの研究機関に行ったほうがいいよ
高校生くらいになったハルをソファに座らせため息をついた。
毎回どういう仕組みなんだか、ハイトーンだった髪までしっかり黒髪に戻っている。
晴人
晴人
まあもう戻る方法は解明済みだし。ということでセックスを……
達也
達也
ちょっと待て
晴人
晴人
どうしたの?
達也
達也
いや、さすがに…
隣に腰掛けるハルを一瞥する。そもそもが童顔だからあまり見た目に変化はないが、それでもやはり幼い。多分今のハルは高一とかそれくらいだろうから、俺との年齢差は10以上あるわけだ。何より………
達也
達也
未成年ってことでしょ…
今のハルを俺が抱いたら、さすがに犯罪臭がすごい。
髪色まで戻るくらいだし、付き合ってから開発しまくった後ろもリセットされているだろう。絶対痛がる。犯罪臭倍増。
達也
達也
さすがにできない!
晴人
晴人
しないと戻れないんだってば
呆れるハルの顔は純粋無垢そのもので、(精神がすでに淫乱だとは言え)汚すことに抵抗を覚える。
晴人
晴人
そんなに子どもの俺じゃ魅力ない?
達也
達也
え…?
晴人
晴人
俺が子どもだからヤる気になんないんでしょ?
達也
達也
いやまあ子どもだからと言えばそうなんだけど、魅力がないとかじゃなくて
晴人
晴人
じゃあシてくれる?
瞳をうるうるさせ、上目遣いで聞いてくる。あざとい。可愛い。でも今のハルと中出しセックスなんて倫理的に絶対アウトだ。
達也
達也
ほら、もしかしたらシなくても戻るかもだし…
晴人
晴人
今までだってシないと戻んなかったでしょ
達也
達也
戻んなくてもなんとかなるかも…見た目ほとんど変わんないし髪染めたらごまかせるんじゃ、
晴人
晴人
いや何言ってんの?
達也
達也
セックスはダメだってまじで
晴人
晴人
もう!
ハルは突然ソファから立ち上がり、俺の足元に屈み込んだ。そのまま流れるように俺のズボンに手をかける。
達也
達也
ちょっ、まてまてまて!
制止も虚しく下着ごとずり下ろされた。
ハルの肩を抑えて抵抗するがもう遅く、アソコを咥えられる。口内で亀頭を舐られ、つい正直に反応してしまう。ハルはそれを見て妖しげに笑いながら首を傾げた。
晴人
晴人
ね、しよ?
達也
達也
おまっ、まじで!
晴人
晴人
ん〜?
いつもとは対照的な真っ黒な髪が俺の内腿を撫でた。小さな口で一生懸命フェラするハルがどうしようもなく可愛くて、理性が崩壊しそうになる。反応してはいけないとわかっているけど、幼い恋人の可愛さの前に成す術などなく、どんどん硬くなっていく。
晴人
晴人
んっ……、よし
本気で抵抗すれば逃げられるとわかっているのに抵抗できないのは、多分俺がオチかけているからだ。それに俺は、どちらにせよ今のハルでは最後までできないと思っていた。
ハルは硬く勃ち上がったソレを見て満足そうに頷き、俺に跨った。孔にペニスをあてがい、腰を落とす。瞬間ハルの顔が苦痛に歪み、俺の予想は確信に変わった。
晴人
晴人
いっ………!え?なんで?
達也
達也
…お前、高校生の頃アナルセックスなんかしなかっただろ
晴人
晴人
え?え?
達也
達也
お前の体、俺と散々ヤリまくる前に戻ってんだよ。そりゃ前戯もなしに入るわけないやん
俺の言っていることを理解したのか、ハルの顔が青ざめた。
晴人
晴人
えっ…!?そん、そんなのどうすれば、
達也
達也
だからセックス以外の方法を探して…
晴人
晴人
ムリだよそんなの!戻れなかったらどうすんの!?
半泣きで訴えられた。ぶっちゃけ俺もわからない。
晴人
晴人
達也くんお願い、セックスして、後ろ慣らしてお願い
達也
達也
だからダメだって…
晴人
晴人
おねがい…
戻れない恐怖からか、ついには泣き出してしまった。頭を撫でてやりながら、うさぎの耳が生えたときに性欲が高まったことを思い出す。見た目以外にも変化があったあのときのように、身体だけでなく、精神的にも幼くなっている気がする。ハルは目を擦りながら俺を見上げた。
晴人
晴人
じ、じぶんでやる、達也くんがやってくれないなら自分でする
達也
達也
は?
晴人
晴人
自分で慣らす
そう言っていきなりアナに指を突っ込んだ。
痛みに喘ぎながらぐちぐちと尻穴を弄るハルは、見た目が子どもなだけにいっそう悲惨だった。どうやったってハルはセックスをするつもりなのだ。このまま俺がセックスを拒否し続けたって、ハルが痛い思いをするか元に戻れないままでいるか……とにかくハルが傷付くだけなんだ。
未だに痛い痛いと呻いているハルを見下ろした。
達也
達也
……………ハル
晴人
晴人
え………?
達也
達也
ベッド行こう……
晴人
晴人
!!
驚くハルを抱き抱え寝室へと向かう。こんな状況なのに、どっちも下がすっぽんぽんなのがおかしかった。
晴人
晴人
たつやくん…
ハルをベッドに寝かせ、棚に置いていたローションを手に出し、その尻に指を這わせた。
ハルはまだ少し泣いていたが、それでもほっとしたように微笑んだ。
達也
達也
なるべく優しくするけど…痛かったら言えよ
晴人
晴人
うん……
痛くないようにゆっくり指を挿れていく。
体は戻っても性感帯の位置が変わるわけではない。日頃から知り尽くしているハルの気持ちいいところを引っ掻き、擦り、刺激しながら、ペニスをしごく。
普段のような大きく甲高い喘ぎ声はない。手を握りしめ、時折小さく呻きに近い声を漏らすだけだ。気持ちいいより痛いが勝つんだろう。
達也
達也
大丈夫?
晴人
晴人
う、ん
聞きながら、初めてハルを抱いた日を思い出した。あのときより明らかに未成熟なハルの体。どうしても心配になってしまう。
いいところを重点的に責め、できるだけ丹念にほぐした。ハルの声が少しずつ喘ぎに変わる。ほっとしながら指を一本、二本と増やす。挿れられそうなくらいにほぐれた頃には、ハルの表情に快楽の色が見えていた。
達也
達也
ハル、そろそろいれるよ?
晴人
晴人
うん……あの、ゆ、ゆっくり…
達也
達也
大丈夫、わかってる
安心させたくて髪を撫でた。
ときどき挿入を止めて呼吸を整えさせながら、少しずつゆっくり押し進める。丁寧に慣らしたお陰か、いつもより時間はかかったものの、なんとか全部挿れることができた。
達也
達也
全部入ったよ、頑張ったな
晴人
晴人
達也
達也
じゃあ、動かしてくからね?
晴人
晴人
うん
ハルの様子を窺いながら小さなピストンを繰り返す。
晴人
晴人
ん、んう、っう、あ
もうあまり痛みはないようだ。それを確認し、動きを激しくした。感じやすいのは元からの体質だったようで、いいところを少し掠めるだけでハルの肩は大きく震えた。
晴人
晴人
ひあっ、ん!
達也
達也
………っ!
幼い顔がどんどん快楽に蕩けていく。初々しい仕草もあいまって、目覚めてはいけない何かに目覚めそうになったが、必死に気づかないフリをした。
晴人
晴人
たつやくっ、あ、たっ、ちゅやく、ん、たつやくんっ
ハルが背中に手を回してきた。ぎゅっと俺に縋りつき、何度も俺の名前を呼ぶ。胸に愛しさが込み上げる。
達也
達也
ハル、はる
晴人
晴人
たつやくん……
ハルのナカで果てる。同時にハルもびくびくと精を吐き出した。半ば意識を失いかけながらも俺の名前を呼び続ける恋人を、強く抱きしめた。ハルにつられるように、俺の意識も徐々に遠のいていった。





晴人
晴人
戻ったー!
翌朝、ハルに叩き起こされて目を覚ました。
達也
達也
よかった…いやまじで…
晴人
晴人
ねえちっちゃい俺どうだった?興奮した?
昨日あれだけ泣いてたのにニヤニヤしながら聞いてくる。調子のいい奴だな。呆れながら「はいはい興奮した興奮した」と適当にあしらう。
と、ハルが急に真面目な顔になった。
晴人
晴人
達也くん、かっこよかった
達也
達也
え?
晴人
晴人
大好き
そう言われ抱きつかれた。普段から素直な奴だけど、ここまでどストレートに来られるとさすがに動揺してしまう。
達也
達也
あー…ハル。俺も、大好き…
晴人
晴人
知ってる
ハルの頬が嬉しそうに緩んだ。金色に戻った髪が、朝の日差しを受けてキラキラ光った。

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