第9話

8__ずっと居て。

あんな

…ｳｯ、ﾋｯｸ私、これから…どうしよｯ

ユンギ

ﾊｯ!!あなた!!

あんな

ﾋﾞｸｯ…??

振り返ると目の前にユンギで視界がいっぱいだった。

ユンギ

はァ、ﾊｧ

あんな

(ユンギ、息を切らしてる…)

あんな

ど、どうしtｯ

ユンギ

馬鹿かｯお前は。どれだけ心配したかｯ…

あんな

…べ、別に心配しなくてよかったじゃんｯ

ユンギ

ﾊ?

あんな

…綺麗なお姉さんと仲良くずっと居たらよかったじゃんっ。……(涙)

あなたside
ダメだ。さっきのこと思い出して、また涙がでてくる……ユンギの前で泣きたくないのに、
次から次に涙が溢れ出てくる。

あんな

ｳｩｯ、…ﾋｯｸ｡

ユンギ

…ほら、泣くなよｯ(涙を拭き取る)

ユンギ

お前、勘違いしてねぇか？
あれ、俺の姉ちゃんだぞ？

あんな

え、……嘘やろｯ。

ユンギ

嘘じゃねぇよｯ

あんな

じゃ、私……勘違い…してたんだ。

ユンギ

…はぁ、良かった~。お前が急に居なくなるから、俺ほんと不安で。

ユンギ

あなた、これからもずっと俺と居てｯ。

あんな

え、は、はいｯ。

あなたside
なんか、いつものユンギじゃない。…
さっきから顔も赤いし、

ユンギ

帰るかｯ…

あんな

うんｯ

家に帰る__

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