あなた
ちょっと、!離しなさいよ!!
マッシュ・バーンデッド
…
ドット・バレッド
大人しくしといた方がいいっすよ〜
レモン・アーヴィン
すみませんあなたさん!
後でマッシュくんの代わりにお詫びしますから!
あなた
っ、あぁもう!いい加減に、!
マッシュ・バーンデッド
いい加減にするのはそっちだよ
あなた
!
マッシュ・バーンデッド
そんなに離して欲しかったら魔法でもなんでも使えばいいのに、あなたさんの魔法ならできるよね、簡単に
マッシュ・バーンデッド
でもしてないのはあなたさんだよね
マッシュ・バーンデッド
まぁ、僕は魔法かけられても絶対離しませんけどね(ギリ、
あなた
、っ
マッシュ・バーンデッド
…さ、行きましょう
302号室
マッシュ・バーンデッド
…それで、何があったんですか
あなた
…別に、何も無いわ
ランス・クラウン
何も無いわけないだろう
そんな顔しておいて、バレないとでも?
あなた
…
レモン・アーヴィン
……私、知ってますよ
マッシュ・バーンデッド
え?
あなた
……
レモン・アーヴィン
あなたさんって、出身良くないんですよね
あなた
…っ
レモン・アーヴィン
確か…
あなた
「喋るなッ!!」
レモン・アーヴィン
っ!?
レモン・アーヴィン
っ、!…〜っ!
フィン・エイムズ
レモンちゃん!
レモン・アーヴィン
!、!!
フィン・エイムズ
大丈夫だよ、レモンちゃん、大丈夫
落ち着こ、ね?
レモン・アーヴィン
…、!
あなた
ぁ…あ、
ドット・バレッド
…出身、どこなんすか
あなた
…
ドット・バレッド
…そんなに良くないんですか
あなた
……知らない方が幸せなことだってあるのよ
ランス・クラウン
そうか?
ランス・クラウン
俺はお前のこと、よく知りたいと思うがな
あなた
…!
ドット・バレッド
なんでてめぇ告白か、あぁ''ん?
ランス・クラウン
なんでそうなる、バカなのかお前は
ドット・バレッド
はぁ!?
マッシュ・バーンデッド
…あなたさん
あなた
…
マッシュ・バーンデッド
僕、魔法が使えません
あなた
…え、?
マッシュ・バーンデッド
それはここにいる皆が分かっていることです
マッシュ・バーンデッド
魔法不全者って、嫌われる存在なんですって
マッシュ・バーンデッド
でも、皆僕のこと友達って言ってくれるし、遊んでくれるし、シュークリームも食べてくれます
マッシュ・バーンデッド
ここにいる皆は、あなたさんの出身を知ったとしても絶対嫌ったりしません、約束します
マッシュ・バーンデッド
だから、教えてください
あなた
…〜っ…
あなた
…わ、私…は、
あなた
…私は…
あなた
……罪人から、生まれた子供よ…
𝙉 𝙚 𝙭 𝙩 ↪︎