雫の言葉が妙に引っかかる
前とは違う?そんなわけないだろ!?
前だって大丈夫って言って違かったじゃんか
悪いな雫お前には言ってないけど友達を作らない理由は他にあるんだよ
そうだ…いつだって
目を閉じるだけでいつもあの光景が目に浮かぶ…
~数年前~
俺はしらなかった
このあととんでもない事件が起こるなんて考えてすらいなかった
キャーワァー!
外に出て周りをみたらそこは地獄絵図だった。何人もの人が死んでいて、沢山の家が炎に包まれていで大きな男の人達がゾロゾロ武器を持ってやってきた
門の近くにあった車に乗り込みそこを脱出したそこには兄クロードと兄クロードの家族が乗っていた
たがそこには真昼や紅煉達は乗っていなかった
そしてもう二度と真昼や紅煉、深夜に会うことはなかった。そして私は大切な人をもう2人失った
バンッ
そう。お父さんとお父さんだ
銃弾が当たりそうになった私達を庇って亡くなった
そこからはあまり覚えていない
その事件が収まってから家があった場所を見に行った
そこで知った
残酷な事実を受け止めることなんて何年たった今でも出来やしない
真昼、深夜、紅煉が死んだという事実だった
(。-ω-。)----------キリトリ線----------(。-ω-。)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。