【ジミンside】
あなたがぐっすり寝てしまい、チユンもダウン。
結局そのままテヒョンと夜中まで飲みまくり、俺もそのまま
朝までキム家にいることに。
あなたの寝息と時計の音だけが響くリビング…。
ソファであなたを抱きしめて、そっとキスをした。
そしたら………
眠りながら一筋の涙を流したあなた…
悔しかった…。
やっぱりまだまだ時間がかかるんだと思った。
こんなことしちゃいけないけど…
悔しくて、なんだかムカついて…
寝ているあなたにまた何度もキスをした……。
モゾモゾ動き出したかと思うと、
今度は口角が上がり、幸せそうな顔になったあなた。
えっ……今………///
どんな夢を見ていて、
どんな意味で言われたのかわからないけど、
確実に俺の名前を呼んで大好きって…言った///
きっと一生懸命、前に進もうと頑張ってるんだ…。
見守って待っててあげなきゃ…と自分に言い聞かせる。
そして愛おしくてたまらなくて…
ギュッと強く抱きしめて眠りについた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。