泣いているあなたをもう一度抱きしめた。
潤んだ瞳とほんのり赤くなった顔で、見つめられると…
もう…我慢できなくて………
優しくゆっくり……キスをした。
そしてもう一度………
もう止められなくて………
そのままあなたをベットに優しく寝かせた。
どうしよう….…あなたの気持ちもまだわからないし、
酔ったあなたにこんなことを
しちゃいけないのもわかってる……
頭の中で葛藤しながらあなたを見つめると、
潤んだ瞳で見つめ返してくる…///
もう…ダメだ……
8年間の思いが爆発して、
本能のままあなたにまたキスをした。
今度は深く…長く………
えっ………
俺……!?
水を飲んだあなたは、そのまま眠っていった。
もちろんあなたが心配で帰れる訳もなく…
俺は朝まで側にいることにした。
そしてスヤスヤ眠るあなたのおでこを撫でたり…
そっとキスをしたり……///
こんな近い距離であなたの側にいられる今が
すごく幸せで……
でも…
もしあなたが俺の気持ちに答えることができなかったら…
そう思うとすごく怖かった…。。。
ありえないスピードで、前よりももっともっと…
あなたのことを愛してしまっているから…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。