第14話

デートやぞぉぉぉ!!(13)
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2018/12/11 12:44
私、あなたは今全速力で走っています。

え?

なんでかって?

今日はぴくとのデートなのに遅れそうだからです!!!!

たまたま、今日は生徒会も美化委員の仕事もなく、早く帰れたからなんですよ。

そのため、支度をしてきたらいつの間にか集合時間になりそうでした()

途中、坂道で転びそうになるものの、無事ギリギリかはわからないけど、集合場所に着くことが出来た。
あなた

ハァハァ...。
ご、ごめん!遅れたよね?

ぴくと
全然大丈夫。
さーて、いくぞ!
あなた

いえーい!
楽しむぞー!

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なあなあグルちゃん。
そんなに心配なん?
グルッペン
当たり前だろう。
変なやつに絡まれたらどうするんだ。
トントン
いや、彼氏おるからええやろ...
コネシマ
てかなんで4人なん!
他の奴らはどないしたん!
グルッペン
置いてきた。
トントン
おい!!w
コネシマ
いやしっかし、リア充やねぇ...。
トントン
まあ、俺はリア充なんて道通らんけどな
とんち...w
悲しすぎるで...w
グルッペン
まあ、そんなことはさておき。
あいつらが今日1日楽しめるように頑張るゾ!!
\\\٩( 'ω' )و////うおー!
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あなた

ぴくぴく!!
これ可愛くない!?!?

ただいま、可愛い雑貨屋さんに入って色々見てます。

オシャンティーなアクセがあったから、ぴくに聞いてみると確かにとてきとーに返されてしもた!!

そのアクセを置いて、ほかのところを見てると、いつの間にかぴくの姿がない。

あなた

あれ?
ぴくー??

店の中をうろちょろしてると...
ぴくと
わぁ!!
と脅かしてきたから必要以上に叫んでやりました()

あなた

どーしたのぴく。

ぴくと
じゃじゃーん!!
さっきあなたが欲しがってたやつ。
お揃いにしたくて。
と照れくさそうに自分の左耳についているピンク色の宝石のイヤリングを指さす。

ぴくから貰った袋を開けてみると、中にはさっき欲しがってた緑色の宝石がついたイヤリングが入っていた。


あなた

えっ。
いいの?

ぴくと
もちろん!
大切にしてくれると嬉しい。
涙が出そうになったけど、必死にこらえて、私は笑顔を見せた。

自分にとっては最高の。



いつの間にか空は真っ赤な赤い太陽に包まれ、カラスがかあかあと鳴き始める。

風が強く、体は冷えていくものの、繋いでる手は温かさを保っている。

それだけで、心もあたたまりそうな、そんな気もした。

そして、気がつけば、お別れの時間が来ていたらしい。

まるで、シンデレラのよう。
あなた

...いつか迎えに来てくれる?

よく分からないことを口走っていたけれど、それに対してぴくは
ぴくと
当たり前。
明日も明後日も、いつまでも迎えに行くから。
そんな言葉が聞けるなんて。

笑顔で手を振り、ぴくと別れる。

いつもは寂しいのに、なんだか今日は楽しいな。



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作者
最後は真面目に書いた()
タイトルふざけてるのは許してヒヤシンス☆

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