伏黒side
「高専の男はどいつもこいつも」
そう言ってまだイラつき気味の釘崎
狗巻先輩、パンダ先輩は反省しているものの
五条先生は反省していないようだ
五「ごめんって野薔薇許して?」
そう言って見るからにお高めのお菓子を渡す五条先生
高級菓子を見た瞬間態度を一変させる釘崎
単純だ
スカート事件が落ち着いた後は皆で雑談した
もうネタが尽きるという頃に虎杖が五条先生にとある質問を投げかけた
虎「なぁ五条先生って彼女いんの?」
パ「確かに気になるな」
真「顔はいいもんな」
釘「よく考えてみなさいよ。生徒のスカート履くやつに彼女なんていると思う?」
「「「「確かに」」」」
五「えーみんな酷くな〜い?」
釘「で、実際どうなのよ」
みんなが期待の眼差しを先生に向ける中
先生はヘラヘラしながらこう言った
五「彼女じゃなくて妻がいるよ」
この爆弾発言に驚かない人もいないわけで
「「「はああああああああ?!?!」」」
その日は大変な騒ぎになった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。