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第5話

第3話
9
2018/09/30 13:30
橘慎太郎
橘慎太郎
ごめん
俺、付き合ってる人……いるから。
緑川日香里
緑川日香里
えっ……?
そ、そうなの?
ショックだった















想いを馳せて2年……短いかもしれないけど、私の、大切な初恋だった。
周りの人は、みんな応援してくれた。



もちろん雪だって……
緑川日香里
緑川日香里
あ、あの!
答えたくないならいいんだけど……。
付き合ってる人って……だ、誰?
橘慎太郎
橘慎太郎
ん?あぁ
橘慎太郎
橘慎太郎
(あいつ、言ってなかったのか……)
少しの沈黙が流れた
橘慎太郎
橘慎太郎
俺の彼女は……
すると、急に大きな音で扉が開いた





バン!!!!!!
緑川日香里
緑川日香里
ひっ!!
扉の方を振り返ると、人影が見えた
有栖川雪
有栖川雪
んもぉ日香里、遅いよー。
待ってたんだから(`・н・´)
緑川日香里
緑川日香里
ゆ、雪……!
ご、ごめん……帰ろうか!
急に来た雪にびっくりしつつも、待たせてしまった申し訳なさがあり、素直に帰ることにした。
緑川日香里
緑川日香里
ごめんね、慎太郎くん。
今日のこと、忘れてとは言わないから……。
でも、会ってもいつも通りに話してほしいな……。
ごめんね、こんなわがまま( ˊᵕˋ ;)
橘慎太郎
橘慎太郎
あ……うん。
緑川日香里
緑川日香里
またね
あまり慎太郎の方は見ずに、教室を出ようとする












しかし、雪は慎太郎の方を振り返り、人差し指を鼻の前へともってった。

それと同時に、慎太郎の携帯から音楽が鳴った。
メールの着信音だ。












from:慎太郎

題名 秘密

本文 私たちが◼◼◼◼ていることは日香里には内緒なのよ?
知られてはいけないんだから( ´꒳` )ンフ
あと、日香里とわかれたら慎太郎の家行くわ




to 雪














to be continued

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