_
グク「...ッ...!!!!!!!」
「グクッ...?グク...ッ、!!!」
グク の背中からは ,綺麗な赤い血が流れていた
テヒョン はそのあと ,2 ,3 回刺すと
私を抱き締めていた ,グク を蹴り倒した 。
「テヒョンッ...もう、やめて!!!!」
テヒョン『やめる?なんで?ㅎㅎ』
「グクが死んじゃうかもしれないでしょ!!泣」
テヒョン『別に、死んでも変わらないよㅎㅎ』
テヒョン『グクが死んでくれたら、あなたは俺のものになるもんね』
「グクが死んでも...私はテヒョンのものにはならない!」
テヒョン『俺に逆らうの?』
「...ッ、ねぇ、おかしいよ、テヒョン」
「私は...優しくてかっこいいテヒョンが好きだった...」
「今のテヒョンは、おかしい...狂ってるよ、泣」
テヒョン『俺が?狂ってる?』
「そうだよ...っ、泣」
テヒョン『はぁ...あなたも殺さなきゃ、ね?』
「いや...っ、!!来ないで...!泣」
テヒョン『大丈夫、3人一緒に死ねるんだよ?』
「3人...?」
テヒョン『グクとあなたと俺😊』
「や、やだ...っ、!!嫌だ...!泣」
グク はもう ... " 死んだ "
テヒョン はしゃがみこんでる私の目線に
合わせるように ,しゃがみこむと
優しい " きす " を落として
″ 私のお腹に硝子を刺した ″
テヒョン『あなた、愛してるよ』
狂っていたのは ... テヒョン ?
それとも ,そんな テヒョン を愛した私 ?
幼馴染に裏切られても ,私を好きでいつづけた
グク ?
テヒョン をおかしくなるほど愛していた ハウン ?
テヒョン は私を殺すことで " 愛 " を表し
私は テヒョン を純粋に好きでい続けるという
" 愛 " を表し
グク は私を守ることで " 愛 " を表し
ハウン は テヒョン を狂うほど愛しつづけるという
" 愛 " を表した 。
でも ,やっぱり ,1番の " 愛 " を表す方法は
" 狂うほど " 愛すことなのかもしれない 。
この物語は ,
私達の色々な
″ 愛 の カ タ チ ″
を記した ,お話 。
貴 方 な ら ど う や っ て " 愛 " を 表 し ま す か ?¿
END
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。