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テヒョン side
テヒョン『グク、ちょっと来て』
グク「おう」
✱✱✱
テヒョン『あのさぁ、お前のせいであなたが別れようとか言ってきたんだけど』
グク「は?俺のせい?」
テヒョン『そうだって、言ってんだろ』
グク「あなたが、別れようって言ったのはテヒョンが嫌になったからじゃねぇの?」
テヒョン『は?何言ってんの』
グク「だって、俺あなたから、相談されてたし」
テヒョン『何を?』
グク「あなたは、お前が怖いんだってよ」
テヒョン『俺が?怖い?意味わかんねぇんだけど』
グク「そのまんまの意味だけど?」
テヒョン『とりあえず、もうあなたと喋んないでくんない?』
グク「何で?お前が決める事じゃねぇだろ」
テヒョン『お前、ほんとに人の彼女取る気なんじゃねぇの?』
グク「あなたのことは好きだけど、お前から奪うつもりh...」
テヒョン『は?今なんつった?』
グク「だから、俺もあなたが好きなんだよ」
テヒョン『お前殺されたいの?』
グク「...は?じょ、冗談やめろよㅎㅎ」
テヒョン『本気だけど?』
グク「はぁ.........お前とは、ずっと仲良くしていけるって思ってたんだけどな…」
そう言うと グク は ,目に涙を溜め
弱々しく微笑んだ 。
それにますます ,むかついてきて
グク を殴ってしまった
グク「 ...い、ってぇ... 」
テヒョン『今度あなたに近付いたら、まじでぶっ殺すから』
グク「お前になんて言われようと、あなたから離れる気はねぇから」
そう言って ,グク は俺に背中を向けて
歩いていった
なぁ ... グク
″ 俺達 、いつからすれ違ってたんだろうな ″
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。