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第11話

『 僕 』
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ピンポーン









… 誰だろう 。

まぁ ,郵便の人だろうけど 。


そう思ってドアを開けると ,









テヒョン がいた 。









「…っ!」




テヒョン『あ、の…あなた、ごめん』




「…帰って」




テヒョン『え…?』




「今日は、顔見たくない。 1人に…なりたい」




テヒョン『…でもっ……………ごめん、またあしたな』









そう言って ,テヒョン はドアを閉めて自分の家に向かっていった 。

… 言い過ぎたかな 。


今更ながら ,そう思って

気付いたら ………


テヒョン を追いかけていた 。








ガシッ








テヒョン『……え? あなた?』




「…あのっ、ごめんね…言い過ぎた」




テヒョン『ううん、俺が悪かったから』









そう言いながらも ,泣きそうになってる テヒョン

なんか … 可愛いな 。









テヒョン『あなた…好き。大好きだよ…』









そう言って優しく抱き締めてくれる 。

なんだかんだ言って ,やっぱり テヒョン にはかなわないんだな 。









「うん…私も、好きだよ…」









それから ,テヒョン の家に向かった 。









✱✱✱









「おじゃまします」




テヒョン『俺、ちょっとトイレいってくる』




「あ、うん、わかった。」









✱✱✱









テヒョン の部屋に来ると毎回思う事がある 。



… なんで ,壁がボロボロなのか 。




この時の私は ,この壁がボロボロな理由なんて大して気にしていなかった 。









テヒョン『…あなた、…あなた!』




「…え? あ、どうしたの?」




テヒョン『いや、何回呼んでも返事しないから』




「ごめん、ぼーっとしてたㅎㅎ」




テヒョン『疲れてる?』




「…うん、まぁㅎㅎ」




テヒョン『じゃあ、僕が癒してあげる』









珍しく ″ 僕 ″ と言っていた テヒョン は

私を優しく包み込んでくれた 。

… 温かくて ,安心する 。









「ありがとう」




テヒョン『ついでにこれもっ』









そう言って ,チュッ と ポッポをしてきた 。









「…///」




テヒョン『照れてる? 可愛い♡』




「からかわないでっ」




テヒョン『だって、可愛いんだもーんㅎㅎ』




「テヒョンの方が可愛いよ♡」




テヒョン『いや、僕はかっこいい』




「自分で言う人には言ってあげませーん」




テヒョン『嘘嘘っ、僕ぶさいくっ!』









真に受けて ,素直に ″ ぶさいく ″ と否定しているところも可愛い 。









「よしよし、テヒョンはかっこいいよ」




テヒョン『// 子供扱いしないでっ』




「何言ってんのテヒョン子供でしょ」




テヒョン『でも、もう18歳だしぃ!』









ちょっと拗ねてるところもまた ,可愛い 。









✱✱✱









「じゃあね」




テヒョン『うん、また明日』









今日も家まで送ってくれた テヒョン 。

部屋に着く頃にはもう ,

怖いという感覚は消えていた _ 。









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